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EDMヒット曲まとめ!名曲で振り返るEDM 歴史的ピークはいつだった!?

こんにちは!オンラインDJスクールMIXFUN!のDJ KOMORIです。

今回は「EDMの歴史」を「超ド定番ソングで振り返る」という視点でセレクトしてみました!
最新のヒット曲を無視して(笑)あくまで「みんなが知っている定番曲」「クラブで今も鉄板の曲」というのをこれでもか!とまとめました。

ご存知のように、EDMのヒット曲はここ数年かなり少なくなっているのが現状ですね。
その理由として、EDMアーティストの多くはセールスを狙ってPOPSに路線変更したり、BASSミュージックやTech House系にシフトしたりと細分化しました。

そんな時代の流れを振り返る上でも、見ていきましょう!

年表 目次
2010年 - EDMがヨーロッパで加熱!
2011年 - DAVID GUETTAやRIHANNAが全米ヒット!
2012年 - ZEDDやSHMの大ヒット曲が生まれる
2013年 - Aviciiの名曲やBOOYAH!など日本でも本格化
2014年 - 覚えやすさ=EDMとなる一方で・・
2015年 - DIPLOやSKRILLEXが新たな方向性!
2016年 - マシュメロやチェンスモなどPOPS系が爆発
2017年 - 哀愁を帯びてくるEDM
2018年 - ラテン系やHipHopに活路を見い出せ!
2019年 - 自分をつらぬく!EDMアーティスト

2010年 EDMがヨーロッパで加熱!

Swedish House Mafia / One  (2010)

Swedish House Mafia(以降SHM)はアクスウェル、スティーヴ・アンジェロ、セバスチャン・イングロッソからなる、その名の通りスウェーデン出身3人のDJユニット。
ファレル・ウィリアムスを迎えたこのシングルは、ヨーロッパのダンスチャートでは軒並み上位を獲得するなどスマッシュヒット。
後の一大EDMブームを生み出すきっかけとなる曲の一つ、と言えるでしょう!
また後で述べますが、メンバーのソロ活動やユニットとしてのヒット曲を含めてSHMはEDMを象徴するグループの一つでした。

2011年 DAVID GUETTAやRIHANNAが全米ヒット!

David Guetta / Titanium ft. Sia (2011)

メジャー・ヒットしたEDM楽曲の中でも、かなり初期といえるヒットソング。
当初からEDMのトップランナーとして人気だった、フランス出身のデヴィッド・ゲッタ
ダンスミュージック自体があまりシンガーに注目されることは少なかったのですが、USでシンガー・ソングライターとして既にメジャーだったSia(シーア)が参加することで話題に。
彼女の個性的な歌声が、楽曲の持つ世界観を強く打ち出すことに成功していますね。
そもそもEDMの本当の火種は、2009年に彼がケリー・ローランドを迎えた楽曲「Love’s take over」だった、と言う説もあります。

Rihanna / We Found Love ft. Calvin Harris (2011)

当時から世界トップの人気を誇っていたリアーナと、スコットランド出身のカルヴィン・ハリスのコラボ。
この曲が2012年の年間総合チャートで8位になるなど、EDMブームを世に広めるきっかけとなった1曲とも言えるでしょう!
この前後にカルヴィン・ハリスはヒット曲を連発し、トップEDMアーティストとして君臨します。
またこの曲は、当時リアーナの元恋人で彼女に対する暴力事件のあったクリス・ブラウンを彷彿とさせる、Music Videoも話題となりました。

2012年 ZEDDやSHMの大ヒット曲が生まれる

Zedd / Clarity (2012)

日本でも人気の高い、EDMを代表するドイツ出身のDJ / プロデューサーであるゼッド
爽やかなルックスと、高い音楽性とポップ性をあわせ持ったサウンドが彼の人気の秘訣ですね!
EDMブームの初期にシングル「Spectrum」がスマッシュヒットし、この「Clarity」で全米ポップチャートで上位に登るビッグ・ヒットとなりました(最高でビルボード総合8位)。
またこの後、ゼッドはアリアナ・グランデの「Break Free」をマックス・マーチンと共同プロデュースして大ヒットをおさめるなど、名実共にトップ・プロデューサーの仲間入りを果たしました。

Swedish House Mafia ft. John Martin / Don't You Worry Child (2012)

切ないアコースティックギターにはじまり、強烈なシンセのリフ、壮大な世界観・・世界的にピークを迎えていたEDMの盛り上がりを象徴する1曲となりました。
前出のSHMの3人はこの曲で全米チャート6位を記録し、2013年にワールド・ツアーを終えて人気のピークを迎えたまま解散
その模様はドキュメンタリー映画「Leave the World Behind」にもなり、EDM隆盛の伝説として音楽史に残るとなりました。
またEDMシーンもこの曲のヒットをピークに、いわゆる「ビッグルーム系」の楽曲が世界的にヒットすることが減っていった印象があります。
そういう意味ではもやはり、一つのターニング・ポイントとなった曲と言えるでしょう!

2013年 Aviciiの名曲やBOOYAHなど日本でも大ブーム

Avicii / Wake me up (2013)

惜しくも21018年に亡くなってしまったEDMのトップアーティスト、アヴィーチの代表曲
Levels」のロングヒットで話題となっていた彼が、全英チャート1位を記録するなどスターダムに登った1曲。
この曲のヒットとなった理由は、楽曲の良さはもちろんのこと「カントリー x EDM」という斬新な組み合わせでしたね。
この時代に彼のフォロワーはたくさん生まれましたが、彼の作品を超える楽曲は生まれませんでしたね。

Showtek / Booyah (2013)

EDM大国のオランダ出身、兄弟デュオのDJ / プロデューサーであるショーテック
「パリピ」という言葉はこの曲無しに生まれなかった・・と言えるくらい大流行したEDMですね!
この曲は「パリピソング」のイメージがかなり強いですが、改めてプロデューサーの視点から見てもめちゃくちゃ良くできています。
インパクトあるドロップはもちろん、引き付けるイントロ、飽きさせない展開・・パーティー系のEDMとして最高峰、ヒットしたのも納得ですね!

2014年 覚えやすさ=EDM となる一方で・・

Dimitri Vegas, Martin Garrix, Like Mike / Tremor (2014)

盛り上がるEDMと言われて真っ先に浮かぶ曲はコレ!というファンも多いのでは!?
ディミトリ・ヴェガス & ライクマイク、そしてマーティン・ギャリックスというDJ MAGのランキングで世界一位を飾ったことのあるDJ同士のコラボ。
この頃から、メロディアスな曲調ではなく、シンプルで覚えやすいEDMヒット曲が急激に増えてきた記憶があります。
それだけ大きく大衆化して、EDMがテンプレート化してしまった時期だったのかもしれないですね。

Calvin Harris / Summer (2014)

タイトルもズバリ「Summer」でどストレートな夏のEDMヒットソング
今聴いてもこのリフの完璧さにヤラれてしまいます・・。
この曲は全米の総合チャートでも7位と、ダンス・ミュージックながら一般層にも広く知られました。
これ以降、典型的な4つ打ちのEDMソングの世界的なヒット曲は急激に減少していきました。

ここで一つ、このカルヴィン・ハリスの何がすごいかを説明します
この曲は「作曲、編曲、作詞、トラックメイク、ヴォーカル」を全て彼一人で行っていることです(もちろんエンジニアやスタッフ等はいるでしょうが)。
当時のEDMスターの中には「トラックは自分で作っていない、フェスでは録音されたSETを流す」というDJも存在する中で、彼は圧倒的な音楽の才能とセンスを持っていました。
この時期はカルヴィン・ハリスの年収が数十億円になったこともあり「DJは儲かる!DJになろう!」なんてアホみたいに短絡的な文脈でDJを語って、お金を儲けようとした人がいた事も事実です・・。
しかし、それはカルヴィン・ハリスが「作曲の全てを一人でこなせるトップアーティストであり、トッププロデューサーだから」という事を忘れないでほしいですね。(個人的な感情が入ってすいません。笑)

DJ Snake feat. Lil Jon / Turn Down for What  (2014)

フランス人DJ、スネイクと盛り上げ番長 リル・ジョンによる2014年の大ヒット曲。
この曲は映画「ワイルド・スピード・スカイミッション」のサントラに収録されたことで有名ですね!
HipHopTRAPの要素をうまく取り入れて、ありそうで無かったパーティーソングに仕上がっています。
巨大なUSのHipHopマーケットを意識しはじめたEDM勢の中で、数少ない特大ヒットとなった1曲。

2015年 DIPLOやSKRILLEXが新たな方向性!

Major Lazer & DJ Snake / Lean on feat. Mo (2015)

ディプロDJスネイクという売れっ子トップDJがタッグを組んだ大ヒット曲。
この曲は、2015年の全米年間チャートで総合16位に入るほどでした。
レゲトン〜ダンスホールといったラテン音楽を取り入れる一大ブームの火付け役にもなりましたね!
それと同時に、「ヴォーカルをチョップしたサビ」が一大トレンドとなるきっかけにもなった曲の一つでした。

Zedd / Beautiful Now (2015)

こちらもフロアの一体感が生まれる、フェスやクラブで聴きたい曲ですね!
Zeddはもともとクラシック音楽などの経験を持つそうですが、この曲の壮大で大きな展開がクラシックコンサートの様に感じさせます。
この後、彼は「Middle」「Stay」といったミドルテンポのポップス路線に転向し、そこでも大きな成功をおさめました。
ちなみにイントロから聴こえる時計のような音は、彼のトレードマークとなっているサウンドです。

KSHMR & Marnik - Bazaar (2015)

有名ダンスミュージック・レーベルである「Spinnin’ Records(スピニン・レコーズ)」からリリースされた、 パーティーEDMを代表する一曲。
これを作ったのはKSHMR(カシミア)というカリフォルニア出身のプロデューサー。
映像からも分かるように、中東や東アジアを思わせるエスニックなサウンドがインパクトありますね!
プロデューサー的な視点から見ると、この曲のサビ(ドロップ)は音程が「プーン」と下がる「ピッチベンド」がほぼ全ての音(笑)に使われています。
それ以前にここまでピッチベンドを多様したEDMは記憶になく、以降「盛り上げたければピッチベンド使え!」という流れになったと記憶しています。

Skrillex and Diplo - “Where Are Ü Now” with Justin Bieber (2015)

スクリレックスディプロというUSのトップ・DJ / プロデューサーが、ジャスティン・ビーバーという世界的ポップスターを迎えたヒット曲。
この組み合わせだけでも驚きでしたが、当時は4つ打ち全盛だったEDMブームの中で、トラップのサウンドを取り入れた事で大きく話題に。

ここまで見てきたように「〇〇 X △△」という、既にあるジャンル同士の「新しい組み合わせ」がヒットを生む法則・・なんですね!
また、このMVは「ファンアート」を上手く取り入れたビデオとしても話題になりました。
さらに、翌年に同じジャスティン・ビーバーとスクリレックスの組み合わせで「Sorry」というビッグ・ヒットも生まれましたね!
ビッグ・ヒットの影に世界的なDJの名前あり・・さすがの一言ですね!

2016年 マシュメロやチェンスモなどPOPS系が爆発

TJR ft. Savage / We Wanna Party (2016)

アメリカ出身のTJRによる、いわゆる「バウンスEDM」の代表曲。
バウンスとは正確には「メロボルン・バウンス」のことで、この曲のようにアグレッシブでジャンプしたくなるようなEDMが中心です。
4つ打ちキックとその裏にアクセントがある、とにかくシンプルなリズムがパリピに人気なんですね!
「Heeey We like to PARTY!!」という有名になったこの盛り上げのフレーズは、オールドスクール・ヒップホップの定番フレーズ。
TJRはDJのスキルも高いので、DJの人はぜひ彼の現場の映像などもチェックしてほしいですね!

Marshmello / Alone (2016)

EDMの枠を超えていまやポップアイコンとなりつつある、マシュメロ
彼のポップフィールドでの人気を決定づけた、初期のヒットソングがこの「Alone」。
当時はEDM勢によるトラップ〜フューチャー・ベース系のビッグ・ヒットはかなり少なかったですね。
以降のフューチャー・ベースのトレンドを作る、きっかけとなった曲とも言えるでしょう!

Chain Smokers ft. Halsey / Closer (2016)

マシュメロと同様に今やポップスターとなった、アメリカ出身の2人組 DJ / プロデューサーのチェインスモーカーズ
そして女性シンガーソングライターとして絶大な人気を誇るホールジーとタッグを組んだ、大ヒット曲。
2016年に全米チャート1位を記録し、この曲でグラミーにもノミネートされました。
当時ポップス路線に向かいつつあったEDMの音楽性が、決定的になった曲とも言えるでしょう。
個人的には、いつ聴いてもチェインスモーカーズ本人の歌唱力が・・何というか・・気になります。笑

MAKJ & Timmy Trumpet Feat. Andrew W.K. / Party Till We Die(2106)

「死ぬまでパーティーするぜ!」というタイトル通り、最高にパーティーしたくなるEDM。
MAKJティミー・トランペットというパーティーDJ / アーティストらしい組み合わせで、盛り上げるための要素がこれでもか!と1曲の中に詰まっています。
MAKJも、TJR同様にかなりDJのスキルが高いので、EDM系のDJを目指す人はぜひライブ映像をチェックしてください!

2017年 哀愁を帯びてくるEDM

Avicii / Without you (2017)

彼のキャリア後期にリリースされた同名のアルバム「Without you」からシングル・カットされた楽曲。
君なしでは生きていけない、と言いながらもポジティブに向かおうとする歌詞の内容も胸を打ちます。
DJ的な視点から見ても、フロアに一体感が生まれるので非常にプレイしやすい楽曲です。
このアルバムも含め、彼の楽曲はどれもクオリティーも高かっただけに本当に残念ですね・・。

Clean Bandit - Symphony (feat. Zara Larsson) [Dash Berlin Remix] (2017)

クリーンバンディットの大ヒット曲を、トランス界のトップDJ、ダッシュ・ベルリンがリミックス。
そもそもオリジナル曲が素晴らしいのですが、このリミックスは曲の展開がめちゃくちゃ良く出来ているんです!
歌のサビで盛り上がり、シンセの音で盛り上がり、さらにビルドアップ→ドロップで盛り上がるという神展開。
(しかも2度目のサビは少し展開が違う)
これはまさにDJとしてキャリアが無いと作れない、とても素晴らしいリミックスなんです!

2018年 ラテンやHipHopに活路を見い出せ!

DJ Snake / Taki Taki ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B (2018)

2018年に入り、レゲエやレゲトンと言った中南米ラテン系の音楽はますます勢いを増しました。
その一大トレンドをDJスネイクはうまく取り入れ、セレーナ・ゴメスやオズナと言ったラテン系のアーティストをフィーチャー。
さらに人気絶頂の女性ラッパーであるカーディ・Bも参加することで大ヒットに!
この辺りのバランス感覚の良さが、ヒットメイカーたる所以なんでしょうね。

2019年 自分をつらぬく!EDMアーティスト

Steve Aoki, Showtek & MAKJ / Rave feat. Kris Kiss (2019)

スティーブ・アオキShowtek、そしてMAKJと有名なEDM DJが集結した、クラブで今も超絶盛り上がる1曲。
「EDMらしいEDM」としては、かなり新しい部類に入る最近のヒット曲ですね!
そもそも「RAVE」とは「ダンス・ミュージックを一晩中流す、大規模なフェスやパーティー」を表す言葉。
改めて「スケールのデカいヒット曲を出したい!」と気合の入った曲だったのでしょう。

まとめ - 流行と共に形を変えで生き残るEDM

・・さて、いかがだったでしょうか?

こうやってEDMの歴史を振り返ると、2011年から2015年がピークだったことが分かりますよね。
しかしそれ以降も、ポップスやラテン、ヒップホップといった他のジャンルとのコラボレーションによりヒットを生み出したDJは、今も華麗に活躍し続けていますよね!

逆に言うと・・
トレンドの乗り換えに成功できずに(ヒットを生み出せずに)苦戦している有名なEDMアーティストも多いのではないでしょうか・・。

さらにダンス・ミュージックの歴史について深く知りたい方はこちらの記事を!
洋楽ダンス・ミュージックの名曲と歴史が分かる!ディスコからEDMの流れ14曲

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