70年代のディスコ定番曲からAviciiまで!音楽の変化をたどる名曲リスト
こんにちは!オンラインDJスクールMIXFUN!のDJ KOMORIです。
「ダンスミュージックの名曲や定番曲も知りたいけど、何から聴き始めたらいいのかわからない‥」
そんな方のために!ミュージックビデオと分かりやすいコメントと共に紹介します!
定番曲や名曲は今もDJにプレイされ続けている!
今回紹介する定番ダンス・ミュージックは、古い曲でありながら最近でも海外のEDMフェスでPLAYされていて有名DJのプレイでも耳にした曲が多くあるかと思います。
さらに、今回のリストのうように歴史の流れに合わせて聴いていくことで、どのようにサウンドが変化して来たのかを感じてもらえると思います!
- DISCOミュージックが誕生して音楽が変わった!70年代
- エレクトリック・ミュージックがポップ界でも大ブレイク!80年代
- HipHopがブレイクする一方 ハウス人気も加熱!90年代
- 2000年代に突入しフェス効果で日本でもエレクトロ系がブレイク!
- ついにEDMブーム到来!DJの概念が変わった2010年代
DISCOミュージックが誕生して音楽を変えた 1970年代
ブルースやソウルをよりポップで踊りやすくしたディスコミュージックが誕生し、その流れでディスコカルチャーも世界的な大ブームとなりました
Bee Gees - Stayin Alive (1977)
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」で使われたことでも有名な、70年代のDISCOソングで最も有名な曲の一つ。この曲がダンス・ミュージックの歴史を作った、というよりは「POPSとして大ヒットした代表的なDISCOソング」という見方が正しいかな。
Donna Summer - I Feel Love (1977)
シンセサウンドを大胆に使ったディスコソングとして有名なドナ・サマーの定番曲。 今となっては聴き慣れたシンセの音も、70年代の当時はみんなビックリしたんじゃないかな!?
この曲、聞き覚えある方もいるかも‥そう、2019年にサム・スミスがリメイクしましたね!
より中性的なイメージが強調されているのも今の時代ならでは。
こうやって音楽の歴史は残っていくんですねー!
エレクトリック・ミュージックがポップ界でも大ブレイク!80年代
全てのヒット曲にシンセサイザーが使われているのでは!? というほどエレクトリックなサウンドが人気のあった80年代
Eurythmics - Sweet dreams (1982))
この曲を聴いてハッとしたEDMファンも多いのでは!?今でも世界中のクラブやフェスでプレイされるこの曲、実はオリジナルは30年以上前にリリースされ、それをマッシュアップやリミックスして世界中のDJがPLAYしていたんですね。
特にアメリカよりもヨーロッパで人気の高い曲で、欧州のDJやお客さんの好みを象徴する一曲だと思います!
A-ha - Take on me (1985)
ダンスミュージックというよりは、80年代のポップ・ミュージックを代表する一曲。曲名は知らなかったけど、イントロのシンセを聴いたことがある!という人も多いのでは?
BPMが160近いので、ファレルの「Happy」やテイラー・スウィフトの「Shake it off」のように年代を問わずその辺りのポップソングと一緒にプレイすると楽しいですよ
HipHopがブレイクする一方 ハウスの人気も加熱!90年代
80年代ポップカルチャーの反動もあり、HipHopやハウスなどストリートからのカルチャーが人気となった90年代
C+C music factory - Gonna make you sweat (1990)
これは90年代のTV番組「天才たけしの元気が出るテレビ」の中で大ブームとなった「ダンス甲子園」というコーナーで、頻繁に使われていた曲。
「エビバディダンスなう!」のフレーズがとても有名。若い世代のDJも、もしベテラン風のダンサーが多くいる現場に遭遇したら、勇気を出してこの曲をかけてみてね。笑
Robin s - Shown me your love (1993)
90年代のダンス・ミュージックの中でも特に重要な1曲。ヴォーカルを使ってカバーされることもあれば、トラックをサンプリング(引用)して新しい楽曲に使われることも多数。
ダンス・ミュージックでサンプリングされることは無数にあるけど、最近だとKid Ink - Show Me ft. Chris Brown のようにUSのメジャーHipHopでも使われていましたね!
The Chemical Brothers - Hey Girl Hey Boy (1999)
ロックとダンス・ミュージックをつないだ革新的なユニットとして知られる、イングランド・マンチェスター出身のケミカル・ブラザーズ。
繰り返される「Hey girls Hey boys Superstar DJ's Here we go!」という超有名なフレーズが耳に残る、ミレニアム前後の代表的なダンストラック。
当時は絶大な盛り上がりだったこの曲も、現代のEDMのように「(サビ前の)ビルドアップ→1,2,3 Lets Go!→サビで大合唱(^o^)」のような分かりやすいハデな展開がそれほどないですよね。そのあたりも、当時と現代のダンス・ミュージックと違うポイントと言えるでしょう。
時代に合ったサウンドや曲の展開があるので、DJを目指すならそれに合ったDJプレイを修得したいですね!
さて、続いて2000年代のダンスミュージックを聴いてみましょう!
2000年代はフェス効果で日本でもエレクトロ系がブレイク!
日本でもフジロックやサマソニなど大型の音楽フェスが増加!世界的にクラブシーンも加熱
Underworld - Born Slippy (2000)
上のケミカル・ブラザーズと並び、この時代を代表するユニット、アンダーワールド。映画「トレイン・スポッティング」の挿入歌としても超有名ですね。
ケミカル・ブラザーズとアンダーワールドのこの2曲は、30〜40代の人たちで当時の日本のビッグ・フェスで見て忘れられない!なんていう方も少なくないかな!?
Daft punk - Harder Better Faster Stronger (2001)
フランスを代表する世界的なダンス・ミュージックユニット、ダフト・パンクのヒット曲。カニエ・ウェストがヒット曲「Stronger」でも大胆にサンプリングしたことでHipHopファンからもお馴染みとなりましたね。
それまでは比較的にダンス・ミュージックに対しては閉鎖的なHipHopのDJだったけど、この流れでHipHopのクラブでもダフト・パンクのこの曲や「One more time」がプレイされるようになるほど、DJシーンにも大きな影響力がありました。
そうそう、ダフト・パンクならなぜOne More Timeじゃないんだ!?って思ってる人もいるでしょうね(汗
Benny Benassi - satisfaction (2003)
今でも現役なイタリア人DJ、ベニー・ベナッシのヒット曲。覚えやすいシンセのフレーズが中毒的ですね。15年前の曲ながら、アフロジャックやTJR辺りのエレクトロ・ハウスに通じるような、近年のEDMに近いテイストがありますよね。
ビビッドな配色がおしゃれなこのミュージックビデオも印象的!
Eric Prydz - Pjanoo (2008)
ストックホルム出身の超大物DJ、エリック・プライズの代表曲。このピアノのリフに聞き覚えがある人も多いんじゃないかな!? これだけ同じピアノのフレーズをずっとLOOPさせているだけなのに、この壮大な高揚感と展開力はすごいですよね…!
ここで少し視点を変えると‥2000年代中盤からフェスやクラブの「照明や演出のデジタル化」が本格化し、より派手で壮大な演出が可能となって来ました。
そういうデジタル技術進歩の背景もあり、このような壮大な世界観の曲のニーズが増えた‥ということも言えると思います!
ついにEDMブーム到来!DJの概念が変わった2010年代
世界的なEDMブームの加熱とフェスの増加でDJがロックスターのような存在に。ダンスミュージックもコマーシャルなジャンルになった
Avicii - Levels (2011)
「やっとリアルタイムで知ってる曲キター!」っていう若い世代もけっこういるのでは!? みなさんご存知のAviciiが残した、EDM史上最大のヒット曲の一つですね。このサビのシンセフレーズ、いま聴いても完璧だと思いませんか・・・?
この曲が流行っていた2011〜2012年頃には、これに似た曲が何十曲とリリースされたと思うけど、本当に時代を超えて輝く曲は完成度がケタ違いなんですね。
移り変わるトレンドの中で、「時代を超えて輝く曲」を見分けるセンス、ぜひ一緒に勉強して行きましょう^ ^
Major Lazer & DJ Snake - Lean On (2015)
誰もが知っているであろう、2015年音楽シーン最大のヒット曲。ポイントは、サビの声を加工した繰り返しフレーズ、そしてBPM100前後のレゲエ調トラック。
そう、この曲が「音楽シーンの流れを変える重要な一曲」だったこと、そしてそのトレンドが現在も続いていることが感じられると思います。
DJにとって「時代の流れが変わる節目」を感じ取ることはとてもとても、大切です。時代を感じて選曲するのがDJです。
この曲がPOPSシーンを変えた歴史を知っていれば、次の時代の流れが変わるタイミングを読むことができると思いますよ!
過去の名曲をチェックするならAmazon Musicがおすすめ!
Amazon Musicへのリンク
SpotifyやApple Musicと比べて、Amazon Musicの音源数はNo.1と言われています。
定額聴き放題のストリーミングサービスはいくつもありますが、過去の楽曲・定番曲のライブラリーの多さで言うとAmazon Musicが選ばれるようですね!
DJとして上手く使うのであれば、ストリーミングで曲をチェックして、DJで使いたい曲をmp3をダウンロード購入するやり方がオススメです!
特にAmazon Musicは定番のヒット曲や古い楽曲のライブラリーが膨大です。体感的に、Spotifyよりも明らかに多いです。
また、Amazonのプライム会員だと月々¥780(2020年10月現在)で利用できるので、他の配信サービスより安く抑えることもできます。
なぜ音源の購入をおすすめするのか? - DJにとって音源は財産!
Amazon Musicで色んな曲をチェックして、Amazon Musicからmp3をダウンロードして購入する、という使い方をおすすめするには理由があります。
「ストリーミングだけでDJはできないのか」という意見が多くあるのも分かりますが、今後もDJにとって「音楽ライブラリーは財産」であることに変わりはありません。
ストリーミングだと「音楽を所有」できないままなので、飽くまで情報チェックのツールとして考えるといいでしょう。
現にdjayアプリでSpotifyでDJしていた人たちは、2020年7月以降使えなくなってしまいました・・。
ストリーミングを使用している限り、このようなことが起こりうるということです。
DJを続けたいなら、例えばAmazon Musicなどの音源ストアでmp3を購入しダウンロードして「自分の音楽を所有」することを強くオススメします!
DJやクラブは昔の曲を知っているともっと楽しめる!
もの凄〜くざっくりとダンス・ミュージックの重要曲を紹介してみましたが、いかかでしたか?もちろんここで紹介しきれない歴史的なヒット曲や重要な曲は無数にあります。
しかし、こうやって通して聴いてみることでなんとな〜く時代の流れがイメージできたと思います。
昔の音楽を知ることでより一層、DJやクラブを楽しめると思いますよ!
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