時代はUSBメモリ一つでDJプレイ!今のクラブで主流になりつつあるDJスタイル
みなさんはどんな機材を使ってDJしていますか?
PCやコントローラーを持ち込んだり、CDJを使ったり、レコードを使ったり・・とDJにはいろんなスタイルがありますよね。
しかし現代は、現場にPCやコントローラーを持ち込まず、USBメモリだけでDJするスタイルがプロの現場では主流となりつつあります!
理由としては、荷物の少なさや安定性の高さが挙げられると思います(のちほど詳しく解説)。
現場ではSerato DJを利用するDJも半数近くいますが、Pioneer DJとのブランド力の差を見ていると、恐らく今後シェアが伸びていく確率は低いと見ています。
まずはUSBメモリなどのUSBデバイスでどうやってDJするのか、その仕組みを見ていきましょう!
目次
DJする時にオススメのUSBデバイスを知りたい方はこちらの記事を!
DJ用に最適なUSBメモリとポータブルSSD、SDカードはコレだ!
1. USBメモリを使うとどういう仕組みでDJできるの?
まず前提として、rekordboxなどのDJソフトをインストールしたPCが必要になります。
そのDJソフト側で、iTunesでやっている様に楽曲やプレイリストを管理しておきます。
「EDM」や「HipHop」などのプレイリストを作ったり、CUEポイントを設定したりする作業を事前にやっておくわけですね!
そしてUSBメモリに音源をプレイリストごと移しておき、DJする会場に持ち込みます。
そしてクラブなど会場に設置してあるCDJなどの機材にUSBを差し込んで読み込む、という仕組みになっています。
DJプレイの準備や練習ではPCとDJソフトが必要になる
ここで誤解して欲しくないのは、多くのDJが自宅でPCとDJソフト(多くの場合 Pioneer DJのrekordbox)やDJコントローラーを使って練習や準備をしているということです。
また、当然ながらPCが無いとUSBメモリに楽曲を移したりライブラリを管理することは不可能です。
このMIXFUN!では、コスパや安定性、便利さなどあらゆる面から見ても「自宅ではPCとDJコントローラーで練習して、現場ではUSBメモリとCDJ」というスタイルを推奨しています。
その点を踏まえつつ、USBを使ったDJスタイルを詳しく解説して行きましょう!
※ちなみに、Serato DJにはこの「USBメモリでプレイする」という機能はありません。
2. USBでDJする3つのメリット「手軽さ、安定性、音質」
では、なぜPCでDJするのではなく、USBを持ち込むスタイルが良いのでしょうか?
それは大きく分けて次の3つのポイントが挙げられます!
荷物が少なくてすむのでめっちゃラク
DJする際の荷物がUSBメモリ1本とヘッドフォンだけですむのでめちゃくちゃラクです。
特に大きめのDJコントローラーを電車で持ち運んでいる方は、このラクさを一度体験したら戻れないかも知れないですね。笑
(USB派も、あくまでPCと予備のUSBを複数持ち込むことをオススメしますが・・笑)
もちろんDJコントローラー派の人は、普段使っている機材でDJプレイできるというメリットも大きいと思います!
初めてCDJなどを使う場合には、会場のオープン前に行ってリハーサルとして操作を確認しておくと安心ですね!
会場にどんな機種のDJ機材があるのか、事前に確認しておくことも忘れずに♪
USBは安定性が高く機材トラブルが少ない
自分はこの「安定性」のメリットが最も大きいと思っています。
PCを使用してDJをすると、どうしても予期しないフリーズやトラブルが発生します。
自宅であれば「あれ、PC固まっちゃった〜再起動かな」で済むけど、これがクラブやライブハウスだと想像してみてください・・
爆音でお客さんがノリノリだった状態が、止まって無音になるんですよ?
マジで地獄ですww
DJシステムの安定性は、DJにとって「ライフライン」なので100回に1回でも止まって欲しくありません。
これを軽く見ているDJの人が少なくないですが、お金を払っているお客さんがいる会場ではトラブルはあってはならない事だと自分は思います。
個人的な体験も含めると、USBを使った場合、Serato DJなどPCを持ち込んでDJするよりもトラブルの起きる確率が10分の1程度に減るイメージがあります。
またUSBを使っているとDJ交代の際に機材やPCを入れ替えるといった作業がないので、スムーズかつトラブルが少ないのもUSBの大きなメリットです!
CDJの方が音質がいい(場合が多い)
これは利用する機種や環境によって異なるのですが、基本的にUSB+CDJでプレイする場合は音質が良いです。
特に安価なDJコントローラーや、Serato DJの専用インターフェイスを利用した場合との差はハッキリしています。
この点は大きなクラブやフェス会場などで聴くと明確に分かりますが、逆に言うと小さなクラブやバーでDJする際は、さほど神経質に気にする必要は無いかも知れません。
ちなみに、CDJは最新の高級機種ほど音質は良く、今はCDJ-3000が最も音質が良いとされています。
3. USBデバイスでDJできる機材はどんな機材があるの?
現在はPioneer DJのCDJをはじめ、様々な機種でUSBデバイスを使ってDJできます。
クラブはもちろん自宅で使える機材など、どんなタイプの機材があるのかざっくりと見ていきましょう!
全世界のクラブやフェスで愛用されるPioneer DJのCDJ
「世界のクラブやフェスで使われているCDJの99%はPioneer DJの製品」と言えるほど高いシェアを誇っています。
最もオススメしたいのは最新のCDJ-3000
しかしCDJ-3000は一台30万円前後と、なかなか手が出ませんよね・・
そこでエントリー向けのCDJを選ぶという選択肢もあります!
今こそオススメ!一体型オールインワンシステム
一台で完結できる「オールインワン」のDJ機材も人気があります!
DJプレイ時にはPCは不要(※)で、USBメモリなどを接続してそのデータをプレイする形になっています。
※楽曲やプレイリストを管理するのにはPCへの接続が必要になります。
また、PCでDJする技術が開発されてから10年以上経ちますが、未だにPCによるトラブルが無くならないことも理由の一つです。
おすすめなのがやはりPioneer DJで、 一台の値段が10万円以上と価格は安くはないのですが、CDJ2台とミキサーを揃えることを考えるとこちらの方が安くすむ場合もあるでしょう!
オールインワンモデルでおすすめ & 人気No.1なのは、Pioneer XDJ-RR(実売価格 12万円前後)
PCがなくても、USBメモリを差し込んで2デッキのDJプレイを楽しむことができます!
コントローラー上についている各ツマミやディスプレイなどもCDJに近い仕様になっています。
また最近は、Pioneer DJからXDJ-RX3という最新機種も発売されています!
本格的にUSBでのプレイに慣れておきたい!という方にはこちらもかなりオススメです。
オランダのメーカー「Denon」のDJシステム
鮮やかなグリーンのラインが特徴的な「Denon」のDJ機材は、機材ショップなどで見かけたことがある人も多いでしょう。
機材自体の評判も良く、価格もPioneer DJの製品より安く設定されています!
ただ、個人的にはあまり強くおすすめできない理由もあります。
それは「結局、クラブなどの店舗にはPioneer DJの機材が置いてあるから」です。
Denonの機材で自宅で練習しても、Pioneer DJの機材を使う際にプレイリストを作り直したり、HOT CUEを設定し直す必要があります。
その点を考えるとやはりPioneer DJの機材やソフトを使うことがベスト、と言えそうですね!
上達するにはプロのオンラインレッスンが最速!
DJを始めたからには、「上達したい!」「クラブやフェスでDJプレイしたい!」という思いを持つ人がほとんどだと思います。
しかしスポーツやピアノ、ギター等の楽器とはちがって、DJは練習方法が確立されていません。
そのため、DJの基礎を知らないまま自己流で練習している人がほとんどです。
DJを上達しようと思うと、以前はDJスクールに実際に通うのが一般的でした。
しかし・・入会金を含めると10万円〜20万円のレッスン料がほとんど。
また、講師となるDJも副業でDJをやっている方が多いといいます。
この日本初の本格オンラインDJスクール 「MIXFUN!」では、動画を中心に初心者でもDJを学べるプログラムを開発しました。
また、講師を務めるのは23年間プロのDJ / プロデューサーとして活動するDJ KOMORIです。
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