こんにちは!オンラインDJスクールMIXFUN!のDJ KOMORIです
「DJはじめてみたいけど、どの機材を買えばいいか分からない...」
また「DJ機器以外に必要なものが分からない・・」という人も多いですよね!?
ひと昔前までは「2台のターンテーブルとミキサーがあればOK!」だったDJ機材も、
テクノロジーのおかげで初心者が選べる機材の幅もかなり広がりました。
そこでこの記事では「最初にそろえるべきDJ機材 & オーディオ機器」を紹介します!
rekordboxの使い方を知りたいDJ初心者はこちら!
rekordbox ビギナーコース DDJ-400 & FLX4 プロのDJが教える初心者レッスン
初心者に合ったDJ機器選び!PCの有無などで大きく4つのタイプがあります!
オールマイティーに一番おすすめなPCDJ!
気軽にはじめたいならスマホDJ!
CDをたくさん持っているならCDJ+ DJミキサー!
本格的なDJを目指すなら一体型DJシステム!
という感じで、メインとなるDJ機材は、PCの有無や機材のタイプで大きく4つのパターンに分かれます!
これらDJ機材の4つのパターンをおすすめの機材と共にそれぞれ紹介した後に、初心者に必要なおすすめオーディオ機器について解説します!
さて、一つずつ解説して行きましょう!!
【目次】
1. PCとDJコントローラーでOK!人気No.1のスタイル - PCDJセット ベスト3
ノートPCに入った音源をDJコントローラーでプレイする、PCDJセットです。最近ではこのセットが、初心者には最もポピュラーです!
個人的にはすでにノートパソコンを持っている人には一番おすすめのタイプです。
また何と言っても、国産のブランドPioneer DJの機材がおすすめです!
小型でリーズナブル!Pioneer DJの4万円で買えるDJコントローラーを選ぶ
PCでDJをするスタイルが初心者にも人気ということもあり、最近はかなりビギナー向けのDJコントローラーが充実しています。
1位 人気No.1の万能型DJコントローラー!Pioneer DJ DDJ-FLX4
低価格帯のDJコントローラーでまず最初におすすめしたい機材は、Pioneer DJから発売されているDDJ-FLX4!
結論から言ってしまうと、、最初の1台はこの機材が一番オススメです。笑
DDJ-FLX4はPioneer DJのDJソフトrekordboxを使用するDJコントローラー。
大人気だったDDJ-400の後継機として発売されて最近の売上台数 No.1を誇る人気機材!
どのジャンルの初心者にも自信を持っておすすめできる、低価格でありながら高い完成度のDJ機材です!
また大きさもほどよく簡単にセッティングできるので、自分はDJの軽い練習の時などに今でも自宅で使用しています。
「SMARTフェーダー」「SMART FX」と言った、初心者に嬉しいアシスト機能があるのもポイント。
もちろん初心者に限らず「久しぶりにDJをやってみたい!」という方にもおすすめできる、オールマイティな1台ですね!
人気No.1 DJコントローラー DDJ-FLX4についてはこちら!
>>>DDJ-400の後継機 [DDJ-FLX4]をプロのDJが徹底レビュー!
予算はDJ機材としてはかなり低価格の3万円なので、その価格を目安に考えるといいでしょう!
2位 Serato DJの最新機種!スクラッチにも向いているDDJ-REV1
2022年3月31日発売されたPioneer DJのDDJ-REV1は、Serato DJ用のビギナー向けコントローラーです。
DDJ-REV1はDJソフトもHipHop DJに人気のSerato DJを使っています。
また、HipHop DJがプレイしやすいように設計されているのも大きなポイントです!
その理由は、ミキサー部分がHipHop系のトップDJが使用するDJミキサーであるPioneer DJのDJSシリーズ、デッキ部分はターンテーブルに近いレイアウトになっているんです。
この仕組によって、機材をアップグレードした時に操作感が近いというメリットがあるんです・・!
逆に言うと・・一般のクラブに多く導入されているCDJとはレイアウトが異なるので、HipHop系以外のDJやスクラッチに興味がないという人はDDJ-REV1以外の方がフィットするかなと思います。
また、4万円以上の予算がある!という方にはこちらの機材もオススメです・・!
3位 rekordboxとSerato DJどちらにも対応!4chのPioneer DJのDDJ-FLX6-GT
2020年の10月に発売された、rekordboxとSerato DJ Pro、どちらのDJソフトにも対応している注目のDJコントローラーDDJ-FLX6
そのアップデート版であるDDJ-FLX6-GTが初心者プラス・アルファのモデルとして人気です!
この機材の一番のセールスポイントは、「MERGE FX」や「JOG CUTTER」など、DDJ-FLX6 独自の機能が付いていること。
ざっくりと説明すると、初心者の人でもエフェクトを扱いやすかったり、簡単にできる「デジタル版スクラッチ」のような機能が付いています。
「予算がちょっとあるけどDJソフトは迷っている・・」
「初心者モデルよりもいろんな機能を使ってみたい!」そんな方にはこちらのDJコントローラー「DDJ-FLX6-GT(フレックス・シックス ジーティー)」もオススメ!
DDJ-FLX6についてはこちらの記事で紹介しています!
【DDJ-FLX6-GT】DJ機材の未来形!プロのスキルを体感できるコントローラー
ちなみに・・なぜPioneer DJの機材がオススメかというと!
世界でのDJ機材シェアが圧倒的にNo.1、しかも安心の日本メーカーなので機材のクオリティーがバッチリ!なのです。
もちろん他にもDJ機材ブランドはありますが、初心者にも安心してオススメできるのがPioneer DJです!
一台目のPCDJコントローラー選びは、こちらの記事も参考に!
「初心者におすすめ!3万円ではじめられるコントローラー3選」DJソフトの選び方については、こちらの記事を見てください!
「rekordbox、Serato DJ、Traktor 3大DJソフトの選び方!」自宅でプロから学べるオンラインDJレッスンの無料体験はこちら↓
「rekordbox ビギナーコース 無料体験」
DJで使えるノートパソコン
最近はパソコンの価格も下がっているので、5〜10万円ほどでも買うことができますよね!
主なDJソフトはWindowsとMacどちらにも対応しているので、どちらでも大丈夫です。
あとは購入するときは使いたいソフトがメモリやCPU、OSのバージョンに対応しているかをしっかり確認しておきましょう!
2. PCが無くてもすぐにはじめられる!手軽さで人気No.2 - スマホDJセット
そうです、今の時代はスマホのアプリでDJできるんです!
代表的なスマホ用のDJコントローラーはこの2台。
特にスマホ用コントローラーで人気No.1が、DDJ-200。
DDJ-200の方がWego4よりも新しいモデル & 価格も2万円と安いのでこちらをオススメします!!
アプリはWeDJというPioneer DJのアプリを利用するので、機能や操作性もかなり充実しています♪
DDJ-200の使い方や特徴について詳しい解説記事はこちら!
「iPhone対応DJ機材レビュー!DDJ-200と400の違いは? 」
ただし・・スマホでのDJは、価格的にも仕組み的にも気軽にはじめられる反面、音質面や機材のクオリティーがそれほど高いとは言えません。。
飽くまで「趣味で楽しむ」という範囲になります。
人前に出てDJプレイをしたい!という人は、やはり他の3つの選択肢から選ぶことをオススメします!
iPadがあればさらに快適なDJ環境に!
iPhoneなどのスマホでもDJできますが、やはり画面が小さいのはデメリット。さらにDJ中にLINEなどの通知が入ってしまうことも・・。
その点、画面の大きいiPadなどのタブレットの方がDJアプリには適していると言えます。
ミキサーや曲を選ぶ際に画面上の細かい操作なども必要なので、タブレットがあるとかなり操作も快適になります!
3. DJといえばこれ!? CDJ 2台とDJミキサー - CDJセット
CDやmp3などオーディオファイルをプレイできるデッキ2台と、DJミキサー1台をそろえる機材セットです。
以前からDJに興味ある人は、このセットの方が馴染みがあると思います!
本格的な機材をそろえる事も可能ですが、場合によっては予算がオーバーしてしまうかも!?
CDはもちろんデジタルファイルも再生可能!CDJ x 2台
CDJはその名の通りCDが再生できるプレイヤーなのですが、最近はUSBメモリを使ってmp3などのデジタル音源をプレイするのが主流になっています!
なのでUSBメモリを接続してプレイできるCDJを選ぶといいでしょう。
Pineer CDJ-350はUSBメモリをプレイでき、なおかつ価格も1台5〜6万円とCDJの中ではかなり安価です。
また同じくPioneerのCDJ-850は一台10万円ほどですが、フルサイズのジョグ(中央の大きく丸いパーツ)が付いてスクラッチもできるので、予算に余裕がある人は選択肢になると思います。
ただ、どちらもコスパを重視して選んでいる代わりに最新の機材ではないのでその点はご注意を・・!
DJ製品の中でも特にCDJは、圧倒的な人気を誇るPioneer DJの製品を選ぶことをおすすめします!
CDJ売れ筋ランキング
CDJのランキングはこちら!
楽天での売上ランキングを表示しています。
初心者向けに限ったランキングではないので、かなり高価格帯のものも人気のようですね!
(モバイルなどのブラウザではランキングが表示されない場合があります)
最初はシンプルなモデルでもOK! DJミキサー
ビギナーであれば2chのシンプルなミキサーで大丈夫でしょう!Pioneer DJM-250 MK2は価格も抑えめ(実売4万円ほど)でピッタリです。
もう少し予算があるのなら、DJM-450がおすすめ(7万円前後)。Pioneerの本格的なエフェクトであるCOLOR FXとBEAT FX両方が備わっているので、上位機種に負けないDJプレイをすることも可能です!
4. いま大注目!すべての機能が1台にオールインワン - 一体型DJシステム
この3タイプの中では少し馴染みが無いかもしれないけど、一台で完結できる「オールインワン」のDJ機材も人気があります!
DJプレイ時にはPCは不要(※)で、USBメモリなどを接続してそのデータをプレイする形になっています。
※楽曲やプレイリストを管理するのにはPCへの接続が必要になります。
いま一体型DJシステムが注目されている理由とは!?
おすすめなのがやはりPioneerで、 一台の値段が10万円以上と価格は安くはないのですが、CDJ2台とミキサーを揃えることを考えるとこちらの方が安くすむ場合もあるでしょう!
オールインワンモデルでおすすめ & 人気No.1なのは、Pioneer XDJ-RX3(実売価格 27万円前後)。
ビギナーの方にはちょっとイメージしにくいかも知れませんが、USBメモリやハードディスクに入っている音源を、直接デッキに読み込んで再生します。
CDやパソコンを使わずに、USBメモリをデッキに差し込んでプレイするという、世界中の現場で主流となっているDJスタイルです。
このXDJ-RX3は10.1インチのタッチディスプレイを搭載など最新DJ機材の規格を採用しており、いきなりトップ級のDJ機材セットを体感できます!
XDJ-RX3を詳細にレビューした記事はこちら!
>>最強オールインワンDJ機材はコレだ!XDJ-RX3とXDJ-XZをプロが徹底比較
もう一つビギナー向けの機種としてオススメできるおが、XDJ-RR。
2018年に発売されたこちらの機材は実売価格が15万円台と、RX3よりもかなりリーズナブル。
もちろんその分、機能的にはかなり差があるのですが、DJ機材の1台目としてかなりいい選択肢だと思います!
予算に少し余裕があって、なおかつクラブでDJデビューもしたい!と思っている人には、個人的にもかなりおすすめのスタイルになっています!
注目のDENON DJによるオール・イン・ワンDJ機材!
Pioneer以外にも代表的な機材としては、Denonから発売されているPrimeシリーズなどがあります。
オール・イン・ワン、いわゆるスタンドアローンの機材としては・・
バッテリーを内蔵したPrime Go、2チャンネルのPrime 2、4チャンネルのPrime 4が人気の機種です!
この3機種は、ノートPCなどを接続しなくても、USBメモリなどを接続すればDJプレイが可能です!
(とは言え、楽曲の管理にはPCがあった方がかなり便利です。)
特に今、話題になっているのがDenon DJ Prime Goです。
サイズ感が程よく、PC不要でなおかつバッテリー内蔵なので、機材を持ち運んで好きな場所で本格的なDJプレイが出来るからです!!!
このDenonのDJシステムは、DJソフトウェア自体がPioneer DJと別物になってしまうので、その辺りを踏まえて購入した方が良いかもしれませんね!
5. DJ初心者に必要な3つのオーディオ機器
必要なのはスピーカーとヘッドホン、そしてケーブル
DJ機材がそろったらお次はオーディオ機器!必要なのは
音を外に出すためのスピーカー
DJ機材につないでモニターするヘッドホン
スピーカーとDJ機材を接続するケーブルの3つです!
スピーカー
DJ機材ショップや楽器屋さんで扱っている「アンプ内臓スピーカー」がおすすめ。
音質に特別なこだわりが無ければあまり高いスピーカーを最初から買う必要も無いので、1〜2万円の価格帯で十分。
メーカーとしてはスピーカーに定評のあるJBL、Fostex、またはDJ機材のPioneer DJあたりの製品がいいでしょう!
また、最近人気のBluetoothスピーカーは、LINEの入力端子などがあればDJミキサーから接続することも可能です!
このとき、端子に合ったオーディオ・ケーブルが必要になるのでよくチェックしてから接続してくださいね
ヘッドホン
自宅で使うのであれば、数千円〜1万円以下のヘッドホンでも問題なし!
メーカーとしては、ビギナー向けのリーズナブルなモデルが用意されているAudio Technica(オーディオテクニカ)辺りがおすすめ。
上の写真はATH-M30x(左)とATH-M20xで、両モデルとも5〜8000円ほどです。
もっとカラフルなヘッドホンがいい!という方は自分好みのデザインのものを探しても良いですね!
・・しかし!いざ爆音が鳴り響くクラブなどでDJするときは、このヘッドホンの性能がかなり重要な役割になります。
クラブと家とでは音を聴く環境がぜんぜん違うので、その辺りは注意が必要ですよ。
ケーブル
Amazonベーシック RCAオーディオケーブル 1.2m (3.5mmオス - 2RCAオス)
DJ機器とスピーカーを接続するためのケーブルが必要です。
通常はピンケーブル(RCAケーブル)と呼ばれる、上の写真のような赤白の端子が付いたケーブルでOKです!
DJコントローラーやミキサーでは、買った時にピンケーブルやUSBが付属していることも多くあります。
DJ機材やオーディオ機器側がどのような端子なのかも含めて、事前に確認しておきましょう!
6. 使っていないDJ機材は買い取りに出そう!
ご覧いただいたように、DJのデジタル技術化のスピードは凄まじいので、最新のDJ機材はビギナーモデルからハイエンドまで、かなりバリエーションがあります!
しかし・・「家に昔のターンテーブルやCDJなどのDJ機材があるんだよなあ」という人も少なくないのでは!?
そんな方は、古い機材を買い取りに出して、新しい機材をゲットするというやり方がオススメです!
DJ機材は元々が高価で今も人気があるので、数万円で買い取りされることも珍しくありません。
特にターンテーブルやCDJなどのDJ機材はまだまだニーズがあるので、一度査定をしてもらっても良いかも知れませんね!
【楽器の買取屋さん】電話受付22時まで対応可能!無料出張見積もり
7. 初心者も自宅で学べるオンラインDJスクール
いざDJ機材をそろえても、「DJのやり方」や「曲のつなぎ方」は説明書には書いてありません。。
そんな時はオンラインDJスクールMIXFUN!のビギナーコースであっという間に基本をマスターしましょう!
DJも「オンラインスクール」で独学する時代へ
以前はDJスクールといえば入会金を払って実際に通うのが一般的でしたが、この日本初の本格的なオンラインDJスクール MIXFUN!では、動画を中心に初心者も学べるプログラムを開発しました。
こちらはPioneer DJのDJソフト rekordboxを使用した、初心者でも簡単な基礎から学べるオンラインDJ講座です!
このrekordboxbビギナーコース DDJ-400 & DDJ-FLX4は、全18レッスン、動画にして70分以上のビギナー向けオンラインレッスンです!
DJの基礎が分からないという人も上達できる仕組みになっているので、DJ機材を購入したらチェックしてみてください♪
>>> rekordboxビギナーコース
8. まとめ - それぞれのメリットとデメリット
ということで3つのタイプのDJ機材と、必要なオーディオ機器を見てきました!色んなDJ機材があって迷ってしまいますよね‥。そこでまとめとして、それぞれの長所と短所をピックアップしました!
PCDJのメリット・デメリット
◯ 価格が安い! 4万円もあれば充分な機材が買える!これは大きなメリットですね。安いノートPCを買っても、他の2タイプより安くすむかもしれません
◯ 省スペースで持ち運びしやすい! 自宅であまり場所を取らず、また持ち運びも大きめのバッグがあれば充分でしょう
◯ 機能が豊富! PioneerのDJソフトrekordboxを使用するDDJシリーズは、上位機種と同じソフトを使っているので、使える機能もほとんど変わりません。(DDJ-SB3には、Serato DJビギナー向けの無料版が付属します)
△ 安定性が低い パソコンの性能にもよりますが、動作が不安定になる場合もあります
△ 必ずPCが必要 DJするときは必ずPCを起動する必要があるので、面倒なときもあります
CDJセットのメリット・デメリット
◯ 安定している! PCを使わないので安定していますクラブなどでプレイする時にPCを持ち運ばなくていい
◯ CDが再生できる! CDJなので、もちろんCDをデッキに入れてそのままDJができます!
◯ 複雑な操作や設定が不要! 昔ながらの、CDJとDJミキサーという仕組みなので、操作が難しくありません
△ 価格が高い、これが一番のネックでしょう。最新の機種をそろえようと思うと何十万円コースになります。
△ 機能が少ない 低価格でビギナー向けの機材で揃えると、エフェクトなどの機能がかなり制限されます
一体型DJシステムのメリットとデメリット
◯ 機能が豊富! 同じ価格帯でそろえられるCDJと比べると、エフェクトなどかなり機能が充実しています
◯ クラブの機材でもDJしやすい! PioneerのXDJシリーズで練習した場合、クラブの最新機材でもほぼ違和感なくDJできます。
◯ PCが不要! プレイする時はPCを立ち上げる必要もなく、すぐにプラグ&プレイできます。
△ 価格が高い。一台の価格としては高く、また結局は楽曲の整理やプレイリストの準備にはPCも必要になります
△ 機材が大きい。ビギナー向けのPCDJコントローラーに比べると、2〜3倍の大きさ&重さがあり、車などでないと持ち運びは難しいかもしれません。
いかがだったでしょうか?
はじめてのDJ機材をじっくりと選んで、楽しいDJライフを体験して下さい!!