音楽の基礎知識、曲の「BPM 」「小節」 「 拍 」について説明します!
こんにちは!オンラインDJスクールMIXFUN!のDJ KOMORIです。
「BPM」っていう言葉、音楽でよく耳にするワードですよね!?
BPMとはBeats Per Minutes(ビーツ・パー・ミニッツ)の略で
「BPM = Beat(拍) Per Minute(1分間あたり)」
つまり「1分間に何回リズムを刻むかを数字で表した」ものになります。
例えばある曲を流して、リズムに合わせて「1・2・3・4・・」と数えて、1分間にいくつの数字まで行ったか、それがBPMになります。
ここから先は、「BPM」や「拍・小節」といった音楽用語をさらに詳しく解説していきます!
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普段はなんとなく聴いている好きな音楽も、DJをする上では「曲の構成や長さ」を分かっておくことはとても大切!その曲の仕組みを理解する上で大切な「単位」となるのが「拍・小節・BPM」です。
「拍」 リズムの基本となる1単位
まずは「拍」から。これは1, 2, 3, 4, とリズムを数える時や手拍子するときの数と同じです。
ハウスやテクノ、EDMの4つ打ちでいうとキックが「ドン、ドン」と鳴る回数と同じ。
英語でいうと「Beat」です。
「小節」 4拍で1まとまり。音楽の構成を表す単位」
1,2,3,4 と数えて、「4拍で1小節」
曲のサビは8小節で構成されていることが多いですね。 つまり拍数でいうと 「8小節 x 4拍=32拍」
ちなみにHouseやEDMはじめ曲のテンポが速いクラブ・ミュージックだと、サビが16小節 or それ以上のことが多くあります。
英語でいうと「Bars」ですね。
「BPM」曲のテンポを表す最重要ワード
「BPM」・・・DJ同士の会話で一番って言っていいくらい、よく出てくる言葉ですよね。
1, 2, 3, 4…と拍数を数えたときに「1分間に何回リズムを刻むか」という意味です。(曲の「テンポ」とほぼ同じ意味で使います。)
英語での意味は「BPM = Beat(拍) Per Minute(1分間あたり)」の略です。
このBPMは曲ごとに違うのはもちろん、ジャンルごとに偏りや特徴があるのが面白いところ。
HipHopは70〜90、HouseやTechnoは120台、EDMは128・・・と大体の決まりはあるんだけど、もちろんルールはありません。
ちなみに昔のDJはレコードにマジックでBPMを書き込んだりしていたんだけど(笑)
DJソフトやCDJは曲を読み込むと自動的に表示されるので、自分が特に好きな曲はBPMがどれくらいなのか見ておくと良いでしょう!
ヒット曲はどうなってる?
では、実際に例を挙げて曲の「拍・小節・BPM」を見ていきましょう!
Calvin Harris, Dua Lipa - One Kiss
イントロ = 4小節 + 8小節
サビ = 16小節
BPM = 124
イントロはアカペラが4小節 + ドラムが8小節あってから、1ヴァース目の歌が始まりますね。
サビ(1:03〜)が16小節だけど、ちょうど真ん中の8小節(1:18〜)でサビのコーラスが変わっているのが分かると思います。
もし今かけている曲の次にこの「One Kiss」をつなぐなら、、、
・前の曲[サビ残り4小節]のところからアカペラをかぶせる
→4小節後、ビートが始まるところで「One Kiss」にチェンジ
・もしくは、サビ残り8小節のところからビートの始まりをミックスしはじめる
→8小節後のサビ終わりからチェンジして「One Kiss」の歌い出し
・・・というパターンがつなぎやすいですね!
Zedd, Maren Morris, Grey - The Middle
イントロ = 1小節(4拍)
サビ = 16小節(64拍)
BPM = 107
この「Zedd - Middle」では イントロが小さい音でたった1小節。
こういう場合は、前の曲のサビ残り1小節から「Middle」のイントロをスタートすれば良いでしょう。
こういう音の小さいイントロこそ、しっかりCUEポイントを付けて画面で見ながらMIXするとやりやすいですね!
サビはこちらも16小節。
サビ最初の8小節(0:30〜)はドラムなし、後半8小節(0:48〜)はドラムありとこちらのサビの真ん中がわかりやすくなってますね!
はい、ということで今回は「拍・小節・BPM」について解説しました!
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