【神動画】曲を聴くだけで音楽ジャンルが分かる方法を解説!

HipHop、R&B、TRAP、レゲエ‥ジャンルのちがいはリズムで説明できる!

音楽には色々なジャンルがあるけれど、曲を聴いてもジャンルが分からない!という人も多いと思います。
ジャンルを見分けるポイント、それは「リズム」にあります!
まずはページのトップにある5分間の動画を見てもらえれば、それが分かると思います。

【動画】色々な音楽ジャンルのリズムとBPM Pt.1

↑の動画ではサンプルのトラックを使って説明していますが、ここから先はそれに加えてもっと身近に分かるように、実際に今でもクラブでPLAYされているそのジャンルの定番曲を例に解説して行きましょう!

こちらはありがたい事にYoutubeで「神動画」と言われています。笑

HipHop – FUNKやSOULから生まれた音楽

HipHopは、1970年代にニューヨークのDJレコードを「サンプリング」することから生まれました。
FUNKやソウルの曲のブレイク(歌のない間奏部分)を2台のターンテーブルでDJが繰り返しかけます。
そこにお客さんを盛り上げるMCが、RAPを乗せたのがHipHopのはじまりと言われています!
今ではHipHopの無い世界など考えられないくらいに、世の中に広まった音楽ジャンルとなりましたね。

TRAP – HipHopをさらに遅くしたリズム

TRAP音楽はHipHopとの関係が深く、親子の様な存在と言えるでしょう。
HipHopの超大物アーティストである「T.I.」のTRAP MUZIKがTRAPのはじまりだ、と言われています!
今ではRAPの入らない、クラブミュージックとしてのTRAP楽曲も多く存在しますね。
(※新しい音楽ジャンルは、色んな要素が組み合わさって生まれるので、確実に「コレが元祖だ!」と言う証拠がある訳ではありません)

R&B – SOULやDISCOの流れを受け継ぐ音楽

R&Bは「リズム & ブルース」の略で、その音楽ジャンル自体の歴史は古くて1930年頃から存在します。
当時のアメリカでは、元々奴隷として連れて来られた黒人への差別が酷く、その悲哀を歌ったのがリズム&ブルースの始まりと言われています

しかし現代のR&Bというと、DISCOミュージックやSOUL、ブルースなど、黒人音楽をベースにしたヴォーカルメインの音楽全般を指すことが多いですね!

Reggae – 裏のアクセントが特徴ある陽気なラテン音楽

中米に位置する島国、ジャマイカ生まれの音楽であるレゲエ 。
日本でもレゲエを取り入れたJ-POPヒット曲も多くあるので、このリズムに馴染みがあると思います!
さらにレゲエ がHipHopに影響を受けた、同じく中米にあるプエルトリコ生まれのReggaeton(レゲトン)と言うジャンルが生まれています。
レゲエ やレゲトンといったジャンルは、中南米やスペイン語を話すラテン系の民族を中心に大人気。
最近の世界チャートで上位にランクインしています!

ここからはクラブ・ミュージックを中心に解説します!

【動画】色々な音楽ジャンルのリズムとBPM Pt.2

House – 4つ打ちのキック + 生のグルーブ

ハウスは、アメリカのシカゴで生まれた4つ打ち(毎拍に「ドンドン」とキックが入る)クラブ音楽。
70年代に、商業化しすぎたDISCO音楽から派生して生まれた、と言われています。
ラリー・レヴァンフランキー・ナックルズらと言った、当時のDJがDISCOやソウルなどの音源をドラムマシンでよりダンスフロア向けに作り替えたのが始まりと言われています。
HipHopの誕生と同様に、DJが深く関係しているのも興味深いですね!
生っぽいグルーブのパーカッションや、ソウルフルなヴォーカルが多く含まれるのが特徴です!

Techno – 4つ打ちで無機質なクラブ音楽

テクノは、80年代にアメリカのデトロイトで生まれた、電子音をベースにした4つ打ちのクラブ・ミュージック。
聴いただけではハウスと区別がつきにくいこともありますが、「4つ打ちでより電子音楽的なのがテクノ」とざっくり覚えておいて最初は問題ないと思います!
クラフトワークらを起源とするドイツ生まれの「テクノ・ポップ」とは別の扱いをすることが一般的です。

EDM – クラブ音楽を変えた一大ムーブメント

EDM=エレクトリック・ダンス・ミュージックの略なのは知っている人も多いでしょう。
ハウスやテクノ、トランスなど様々なクラブミュージックの要素を、一般大衆を巻き込むためにシンプルにしたのがEDMの起源と言えるでしょう。
当初はきらびやかなシンセサウンドの楽曲が多くありましたが、次第にベース系やダブステップ、ムーンバトン、フューチャー・ハウスなど様々な派生ジャンルを生み出していきました。

Future Bass – EDMから生まれたエモいダウンビート

EDMから派生したFuture Bass(フューチャー・ベース)は、ダブステップやTRAPと似た、ロウビートなリズムが特徴。
FlumeやCashmere Catなどの初期作品が代表的で、サウンドはEDMやダブステップの音色を使い、コード感はR&Bに近い複雑な楽曲が多くありました。

Drum & Bass – ヒップホップを倍速にした荒々しいヤツら

ロンドンのアンダーグラウンド生まれのDrum & Bass(ドラムン・ベース)。
「DJがHipHopを倍速に再生」したらそれがカッコよくて広まった、と言われています。
事実、Drum & Bassの曲を半分の速さで再生するとHipHopのビートに酷似しています。

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