4chじゃ足りないの!6ch プロフェッショナルDJミキサーPioneer DJM-V10を発売
クリエイティブな新世代のプレイに挑むDJへ!DJM-V10
Pioneer DJ株式会社は2020年1月1日付けでAlphaTheta株式会社に社名を変更しました。
その最初のニュースとなる新製品は、2020年2月下旬に発売されるクリエイティブなパフォーマンスを実現する新しい6ch(!)プロフェッショナルDJミキサー『DJM-V10』。
サンプラーやシンセサイザーなどを取り入れたDJスタイル
近年、CDJやターンテーブルのみではなく、サンプラーやシンセサイザーなどの多様な音源を取り入れたパフォーマンスを行うDJが増えているシーンの動向に合わせて開発されたというこのミキサー。
DJスタイルとしては、テクノやハウス、ミニマルやエレクトロニカなどのダンスミュージックをベースに、さらにアドリブ的なパフォーマンスや演奏を取り入れたいというDJ / アーティストにピッタリでしょう!
6CHでどんなクリエイティブも実現できる DJM-V10の超豊富な機能!
PIONEER DJから発表された最新ミキサーはなんと6チャンネル!もちろん、ただチャンネル数が増えただけじゃないんです・・。
今までのDJミキサーでは実現できなかった、よりクリエイティブで繊細なミックスができる機能が満載!
メーカーから発表されている主な特徴は、以下の通り。
チャンネル数だけじゃない!DJM-V10の主な機能と特徴
・各チャンネルにコンプレッサー
・4バンドEQ(Hi, Hi-Mid, Mid, Low)
・各チャンネルのSENDノブにより、本機のエフェクトや外部エフェクトを使用できる
・各チャンネルにロウパスとハイパスの切り替えが可能なFILTERを搭載
・マスターチャンネルにアイソレーターを搭載
・14種類のBEAT FX ・4つのビルトイン・エフェクト
・次世代クラブサウンドを実現する高音質設計
・スタジオクオリティの96kHz/64bitミキシングDSP処理
・高品質な32bit D/A、A/Dコンバータ
・rekordbox、TRAKTOR PRO3、Serato DJ Proのソフトウェア及びDVSに対応 (※バージョンなど要確認)
パイオニアDJM-V10 公式ページ
‥これでもか!というほど本格的な仕様が並んでいます。
個人的にピックアップしたいのが、各チャンネルにコンプレッサー(音を圧縮する機能)が搭載されたこと。
これによって、昔のアナログ音源と新しいデジタル音源とを、スムーズにミックスしやすくなるのでは!?
また、ミキサーの心臓部とも言えるオーディオインターフェイス部分も、DJMシリーズ中で最高峰の品質と見られます。
音質が重視されるエレクトリックなジャンルがメインとなる、ヨーロッパの大型クラブなどでも導入されることでしょう。
実際にプロのDJが使っている様子を見てみる
テクノDJとして最近は絶大な人気を誇る、エイメリー・レンズの自宅セッションでこのV10を使用していますね!
4つのバンドがあるEQの使い方も繊細です。
やはり繊細な音の作り込みができるので、テクノなどのジャンルに向いているのだと思います
最高峰の一台をチェックしてDJのイメージを膨らまそう!
気になる価格!ですが、DJM-900 NEXUS 2の27万円を上回る、35万円(税抜)になります!
個人のDJではすぐに導入するのは迷うレベルの価格かも知れないけど、手元にある自分の機材に満足していると、新しいチャレンジができなくなってしまうのもまた事実。
6chを使ったプレイのイメージが湧くDJは、DJミキサー最高峰の一台としてチェックしておくといいでしょう!