最近見つけためちゃくちゃヤバい海外のDJセットを2本、ご紹介します!
今回紹介するJames HypeとFred Again…の2人は現場や作品、そしてSNSでもバズを作っておりDJシーンのみならず、世界の音楽シーンから注目されているDJです。
目次
テクニック全部乗せ!超絶TechHouseセット – James Hype
UK出身のHouse DJであるJames Hype(ジェームズ・ハイプ)。
DJテクニックを駆使したパフォーマンスや、「Ferrari」という曲がスマッシュヒットしているので、その名前を聴いたことある人も多いのでは!?
さて、彼がロンドンで行ったDJセットですが、これでもか!とDJスキルが大盛り全部乗せ状態。。
以前から彼の動画はチェックしていたのですが、今回のDJセットの内容の濃さに驚きました!
選曲としてはHouse系のいわゆる最近流行りの「Tech House(テクノっぽい音のハウス)」が中心ですね。
そこにDJミックス中に、様々なヒット曲のアカペラを乗せるライブ・マッシュアップなスタイルを中心にDJプレイを構成しています。
またLOOPやエフェクトを匠に使い、スキルを見せつけるためではなく観客を盛り上げるためにスキルを使っているところも大きなポイント。
Tech HouseはEDMよりも淡々とした楽曲が多いのですが、それをDJスキルを使って派手に聴かせることに特化している、とも言えます。
DJスキルをただの技として魅せるだけでなく、目の前の観客を盛り上げるために駆使する。
この辺りがいわゆるスクラッチなどのパフォーマンスに特化したバトル系DJとの最大の違いだと思います!
ここを真似しよう!James HypeのDJテクニック
(※CUEボタン連打のシーンから再生↑)
彼のDJテクニックで注目すべきは、高速で連打するCUEボタンと、高速でカットする縦フェーダーがキモと言えるでしょう。
速さで言うとBPM128あたり1拍に4回「タタタタッ」と動かしていることになります。
・・逆に言うと、それさえできれば(笑)彼と同じ‥とまでとは言わないけど、かなり見栄えのするテクニックを披露出来ると思います!
これは楽器の練習と同じでコツコツと時間をかけて練習すれば速くなるので、ぜひ練習してみてください!
連打の練習のコツとしては、自分ができるBPMから初めて、出来なくなるギリギリまで徐々にそのテンポを上げていく。
そして右手が疲れたら左手を交代する・・というやり方が良いでしょう!
高いスキルと現場のバイブスを活かしたDJミックス
恐らくですが、プレイする曲順と、どのアカペラを乗せるかなどはあらかじめ決めてはあるものの、どんなトリックをどのタイミングでやるか、というのはある程度アドリブなんじゃないかと思います。
・・というのも、自分もこういった入り組んだセットをやるときは「ここで何小節LOOPさせてこのエフェクトを絶対かける!」というようにあまり細かく決めすぎずにプレイしているからです。
(※日本語で解説を付けた、自分のDJパフォーマンスです)
この様なDJパフォーマンスにチャレンジしたい!というDJも、最初のうちはしっかりと決めたセットを練習するのが良いと思います。
しかし将来的には、決まった選曲やDJミックスばかりしていると、James Hypeのようなお客さんの熱量を感じ取ったパフォーマンスにいつまで経っても辿り着かないと思います。
しっかり練習を積んで、そこにアドリブがプラス出来るようになると、現場で彼のような「バイブスの高い」DJプレイが可能になると思います!
プロデューサー系DJにとって最高の教科書! – Fred Again..
Skrillexとのコラボ曲「Rumble」が話題となり、最近もSkrillexとUKツアーを回っている
彼の音楽は一つのジャンルで それでいて幅広い人に受け入れられるPOPさも持ち合わせています。
そういう意味では、Skrillexに近い存在とも言えますね!
DJスキル的には「めちゃくちゃ上手い!」というタイプではないのですが、DJ / プロデューサーとして自分の音楽性をLIVEセットに昇華しているという意味で、多くのDJにとってすごく参考になると思います!
DJプレイ中にAbleton Liveを使ってドラムをライブ演奏!
(※パッドの演奏シーンから再生↑)
彼のDJセットの中で特に印象的なのが、パッドでドラムをLive演奏するこのシーン。
コンピューターで演奏された様なドラムマシンの正確なリズムは、彼の音楽性の高さを感じさせますね!
音楽制作にもチャレンジしているDJの人は、この様にDJプレイだけでなく「音楽的なパフォーマンス」を取り入れられると、現場だけではなくSNSにおいても注目度が一気に上がると思います!
それをDJプレイの中でどうやって取り込むか、最高の教科書がこのFred Again…のDJセットだと思います
ちなみに彼は、Native InstrumentsのMashine MK3というコントローラーを使用しています。
これでPC上に立ち上げたDAWソフトからドラム音源のMashineというソフトシンセを演奏する・・というスタイルを取っています。
この音楽ソフトMaschineとコントローラーは有名なので、興味ある人はぜひチャレンジしてみてください!
お客さんのアクシデントさえ味方にする落ち着きと心の広さ!
このDJセットの中で大きな話題になったのがこのシーン。
Fred Againのすぐ右隣にいる黄色いTシャツの男性にご注目‥
(※アクシデントが起こるシーンから再生↑)
このシーンではアクシデント的にお客さんがCDJのボタンに触れて音を止めてしまうんだけど・・それを笑顔で返して、さらに盛り上げてしまうきっかけにするという一幕も。
・・この心の広さは、世界中のDJが見習わないといけません!笑
余談ですが‥この男性は、音を止めてしまったこのシーンが話題になりすぎてラジオに出演したらしいです。笑
みなさんもDJブースに近づく時は、音を止めてしまわないように気をつけましょう!
DJも「オンラインスクール」で独学する時代へ
DJを始めたからには、「上達したい!」「クラブやフェスでDJプレイしたい!」という思いを持つ人がほとんどだと思います。
しかしスポーツやピアノ、ギター等の楽器とはちがって、DJは練習方法が確立されていません。
そのため、DJの基礎を知らないまま自己流で練習している人がほとんどです。
DJを上達しようと思うと、以前はDJスクールに実際に通うのが一般的でした。
しかし・・入会金を含めると10万円〜20万円のレッスン料がほとんど。
また、講師となるDJも副業でDJをやっている様な方が多いといいます。
この日本初の本格オンラインDJスクール 「MIXFUN!」では、動画を中心に初心者でもDJを学べるプログラムを開発しました。
また、講師を務めるのは23年間プロのDJ / プロデューサーとして活動するDJ KOMORIです。
自宅でプロから学べるDJのコンテンツが用意されているのでぜひ無料体験してみてくださいね!
「上の動画のようなレッスンを受けたい」もしくは「まだ始めたばかりで自分には難しい」という方は、こちらのリンクからビギナー向けの無料オンラインレッスンに進んで見て下さい!
自宅でプロから学べるオンラインDJレッスンの無料体験はこちら↓
「rekordbox ビギナーコース with DDJ-400 & DDJ-FLX4 無料体験」
まとめ – 独自のスタイルと音楽に対する情熱
ということで今話題の世界のトップDJ 2人のスゴ技を紹介してきました!
二人に共通しているのは、独自のスタイルが確立されていること、そして音楽とDJに対する彼らのパッション、熱量ではないでしょうか。
自分もDJとして何千回も現場に経っているので、つい「仕事」になっていまいそうな瞬間もあるのですが・・。
彼らのように常にフレッシュでいたいものですね!!