こんにちは!オンラインDJスクールMIXFUN!のDJ KOMORIです。
なかなかDJが上達しない、ミックスが上手くならない・・
そんな時に「自分にはDJのセンスがない・・」と思っていませんか?
実はその問題は「あなたのセンス」ではなく
「DJの練習方法」にある場合がほとんどんです。
DJを上達しないのはあなたのセンスではなく「練習方法」に原因がある
初心者のほとんどは、DJの練習方法を知らないと思います。
なぜかというと、例えばスポーツや楽器などは、何十年以上もかけてプロのプレイヤーとコーチの間で効果的な練習方法が確立されてきました。
しかしDJは歴史が浅いため、特に日本では「未だに練習方法が全く確立されていない」からなんです。
ここでは日本初のオンラインDJスクール MIXFUN!が推奨する、曲をつなぐための基本スキルであるビートマッチ(BPM合わせ)や、曲をカットインでつなぐ練習、スクラッチが最速で上達する方法を紹介します!
目次
- DJの基本知識!曲の「拍」と「小節」「BPM」を理解する
- つなぎの基本!ビートマッチの練習法 – 波形を見ない!
- カットインが上手いDJになる練習- リズムキープを繰り返す
- スクラッチが上手くなるDJ練習方法 – 技を細分化する
- 最速で上達できるオンラインレッスンを体験してみる
- 本番のプレッシャーに慣れる!自宅とクラブは別世界
1. DJの超基本知識!曲の「拍」と「小節」「BPM」を理解する
DJをする上では「曲の構成や長さ」を分かっておくことはとても大切!
その曲の仕組みを理解する上で大切な「単位」となるのが「拍・小節・BPM」です。
まずは「拍」から。これは1, 2, 3, 4, とリズムを数える時や手拍子するときの数と同じです。
ハウスやテクノ、EDMの4つ打ちでいうとキックが「ドン、ドン」と鳴る回数と同じ。
そして「小節」 4拍で1まとまり。音楽の構成を表す単位」1,2,3,4 と数えて、「4拍で1小節」
曲のイントロやサビは8小節、もしくは16小節で構成されていることが多いですね。 つまり拍数でいうと 「8小節 x 4拍=32拍」
例えば、Avicii – Without Youはこのような8小節 or 16小節を基本とした構成になっています。
このように、曲の構成に合わせてHOT CUEで目印をつけておくと分かりやすいですね!
ちなみにHouseやEDMはじめ曲のテンポが速いクラブ・ミュージックだと、サビが16小節 or それ以上のことが多くあります
「BPM」とは曲のテンポを表す最重要DJ用語
1, 2, 3, 4…と拍数を数えたときに「1分間に何回リズムを刻むか」という意味です。(曲の「テンポ」とほぼ同じ意味で使います。)
英語での意味は「BPM = Beat(拍) Per Minute(1分間あたり)」の略です。
BPMは、CDJのディスプレイやDJソフトの画面に表示されています。
例えば上のAvicii – Without YouはBPM=134です。
そして再生中のBPMの速さ(この場合 130.11 )がサークルの中に表示されています。
2. ビートマッチ(BPM合わせ)のDJ上達法 – 目で波形を見ずに高音で聴き分ける
なぜいつまでもBPM合わせが上達しないかと言うと、目で波形を見て合わせているからです。
SYNC機能を使うのは悪い事ではないけれど、速く上達したいなら「2つの曲を耳で聴き分け」てBPMを合わせる方法を練習した方が良いです。
ここでは、その聴き分ける方法を動画で紹介します!
なぜ高音、しかもスネア(※)で聴き分けるかというと、キックの音より特徴があって聴き分けやすいからです。
※ドン、タン、ドン、タンのリズムでは「ドンはキック、タンはスネア」と言います
BPMの数値を隠してBPM合わせの練習をする
また、BPMを合わせる時に、BPMの数値を見ないようにすればより一層ミキシングが上達します。
これはPCDJなら、PC画面に目をやらないようにすれば良いですね!
個人的にはDJを趣味で楽しみたいならバンバンSYNCモードを使っても良いと思っています。
しかし、本格的にDJを上達したいなら、耳だけでビートマッチングができるようになると良いですね!
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3. カットインが上手いDJになる方法 – リズムキープを繰り返す
カットインは一瞬で繋ぐので、シンプルながらごまかしが効かない、すごく重要なスキルです。
カットインが上手くできるとBPM関係なくプレイできるので、選曲の幅までもがグッと広がります。
カットイン練習のポイントは、とにかく「リズムキープができているかどうか」です。
オススメの方法は、CUEボタンでリズムを取ってPLAYボタンで再生する方法です。
これを何度も繰り返し練習するには、片方の曲のサビを16拍から32拍でLOOPさせれば良いでしょう。
左右交互に練習するよりも、右なら右を徹底的に練習する方が上達は速くなります。
ただ、飽きて練習をやめたくならないように、左右交互で練習したり、曲を変えてみたりすることも必要ですね!
「楽しみながら続けられること」が何よりも大事です。
SERATOなどでDVSを使っているDJで、よくジョグを前後させてカットインのタイミングをとるDJを見かけます。
しかしこの方法よりもHOT CUEやプレイボタンを「押す」方が圧倒的にタイミングを合わせやすいので、こちらの練習方法をオススメします!
4. スクラッチが上手くなる練習方法 – 技を細分化する
スクラッチを最も速く上達する方法は、「技を一つずつ細分化して練習」することです。
サッカーやバスケで言えば、「ドリブルシュート」を上達するには「ドリブル」と「シュート」を別々で練習してからドリブルシュートの練習をする、という流れです。
例えばこんなスクラッチがあるとします。
ポイントは2つ
・右手をフェーダーで切る
・左手はリズムをキープする
普通はこれらの技をいっぺんに同時に練習します。
すると、何が出来て何が出来ないのか分からないから上達の速度が遅いんです。
そこでまずは、左手でリズムに合わせてジョグを動かせるようにしましょう。
次に右手の練習。
リズムに合わせてフェーダーで音を切れるように練習します。
こう言った練習も単調になって飽きてしまわないように、自分の好きなビートで練習したり、スクラッチする音を変えてみると良いでしょう!
ここでもポイントは「楽しみながら続ける」こと、です!
こちらのレッスンのフル動画は、「rekordbox ビギナーコース with DDJ-400」のレッスン後半で登場します。
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5. DJも「オンラインスクール」で独学する時代へ
DJを始めたからには、「上達したい!」「クラブやフェスでDJプレイしたい!」という思いを持つ人がほとんどだと思います。
しかしスポーツやピアノ、ギター等の楽器とはちがって、DJは練習方法が確立されていません。
そのため、DJの基礎を知らないまま自己流で練習している人がほとんどです。
DJを上達しようと思うと、以前はDJスクールに実際に通うのが一般的でした。
しかし・・入会金を含めると10万円〜20万円のレッスン料がほとんど。
また、講師となるDJも副業でDJをやっている様な方が多いといいます。
この日本初の本格オンラインDJスクール 「MIXFUN!」では、動画を中心に初心者でもDJを学べるプログラムを開発しました。
また、講師を務めるのは23年間プロのDJ / プロデューサーとして活動するDJ KOMORIです。
自宅でプロから学べるDJのコンテンツが用意されているのでぜひ無料体験してみてくださいね!
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6. 本番のプレッシャーに慣れる!自宅とクラブは別世界
自宅で何度も練習すればプロのようにDJができるかと言うと・・それは違います。
なぜかというと、自宅とクラブやフェス等の会場は別次元の「プレッシャー」が発生するからです。
機材やDJブースの作りはもちろん自宅とは違います。音の聴こえ方も全く違います。
暗くて派手な証明が照らす中で、その場にいる全員があなたの手元を見ているような感覚に陥ります・・。
どうですか、想像してみると少し緊張してきませんか?笑
自宅でしか練習したことがなかった有名なYoutuberのDJが、実際にクラブの環境では緊張して全く上手くDJができなかった・・何ていう裏話を聞いたりもします。
そうならないために、自宅で簡単に出来る練習方法を2つ提案します!
DJプレイのムービーを録画する
自分のDJプレイの一部始終をスマホやデジカメで録画する。終わった後に、自分で映像をチェックする。
これは本番さながらとは行かないまでも、適度なプレッシャーを自分にかけることが出来るでしょう!
ミックスを失敗してしまったら、そのまま続けずに、最初からやり直すのもいい練習になるでしょう。
DJのセッティングからプレイ終わりまで、自分で納得して「今日は合格だ!」と思えるまで続ける。
そうすることで自分にプレッシャーをかけ、なおかつ自分のDJプレイの完成度を高めることにもなるでしょう!
友達を家に呼んで聴いてもらう
自宅に友人を呼んだり、部屋に家族を呼んでDJプレイを聴いてもらう・・これも実はかなりの良い練習になります!
なぜかと言うと、家で一人で練習しているのと、誰か一人でも聴いている人がいることは全っっ然ちがうからです。一気に緊張度が上がります。
そしてDJしている途中に友達が話しかけてきたり、盛り上がって騒ぎ始めたりしてくるでしょう。ジュースをこぼしたりDJ機材を触っちゃうなんていうトラブルがあったり・・
そう、クラブでも同じようなことが起こるんです。(もしくはもっとヒドいトラブルが。笑)
そんな時に、音を途切れさせずにDJプレイが出来るのか!?
本番のプレッシャーに慣れる、とても良い練習になると思いますよ!
ということで、今回は実戦的で効果のあるDJの練習方法を紹介しました!
これらの練習方法を色々組み合わせて、少しでも速くDJを上達しましょう!!!