DJについての悩みや質問 DJ KOMORIがなんでも答えます!
「DJ機材の使い方が分からない」
「DJって儲かるんですか?」
「どうやったらDJのオファーが来るんですか?」
そう、DJって分からないことってたくさんありますよね!
しかし、DJについてGoogleやYouTubeで調べても、質問に答えているのが素人のDJさんや機材屋さんの場合がほとんどなんです。
DJのはじめ方や実は気になっているお金の話まで!
ということで!以前からMIXFUN!や、DJ KOMORIのところに良く寄せられるDJの質問にこちらのコーナーで答えていきます!
※当サイトについてのQ&Aはこちらからどうぞ
>>オンラインDJスクール MIXFUN!について
- Q. DJはじめたいけれど、何からはじめていいか分かりません!
- Q. アナログ(レコード)からDJをはじめた方がいいですか?
- Q. DJのオファーをもらうにはどうすれば良いですか?
- Q. DJミックスを録音するにはどうすればいいですか?
- Q. プレイリストやクレイツはどのように分けて作ればいいですか?
- Q. DJって食べていけるんですか?年収はどれくらい?
- Q. でも、海外のトップDJの年収って〇〇億円なんですよね?
- Q. ジャンルってどうやって分かれているんですか?
Q. DJはじめたいけれど、何からはじめていいか分かりません!
A. 3万円からはじめられるDJ機材 or アプリで体験!
昔は機材をそろえるのにお金がかかったけど、今はノートパソコンさえあれば3万円ほどの機材からはじめることができます!
>>PCを持っているならこの記事でDJコントローラーをチェック! 「初心者におすすめ!3万円ではじめるDJコントローラー」
もっと手軽に、スマホのアプリから初めてみるのもオススメです!
>>スマホアプリでDJを試してみたい!という人はこちらの記事を!「2019年 無料でも使えるおすすめDJアプリ 5選」
Q. アナログ(レコード)からDJをはじめた方がいいですか?
A. いまはデジタル機材からはじめるのがオススメ!
全然そんなことないですよ!嬉しいことに、今はPCDJやアプリなどデジタル機材を 使えば簡単にDJを始められるようになりました。自分が「楽しそう!」と思える機材ではじめるのが一番オススメです!
もちろん既にアナログレコードをたくさん持っているなら、ターンテーブルとミキサーを買って機材をそろえるのも良いと思います
>>DJはじめるのに必要な機材はこちら!「2020年 DJをはじめるのに必要な機材をタイプ別に紹介」
Q. DJのオファーをもらうにはどうすれば良いですか?
A. DJの上達以外にも「人間関係」がとても大切!
この質問も多かったけど、色んな方法があるよ!クラブに遊びに行ってイベントの主催者やDJの人と知り合いになったり、友達とイベントをはじめたり、SNSでつながったり‥といったパターンが多いかな!?
そこでオファーをくれる立場の人と知り合いになった時に、自分のDJをアピールできるDJ MIX等の音源や動画があるといいと思うよ!
DJプレイの練習は一人で出来ても、クラブやイベントでDJをするには絶対に誰かとつながらないとできない。 DJは「DJプレイ X 人間性」だと思うので、ぜひ恐れずに色んな人とつながって知らない世界に飛び込んでみてください!
>>自分のDJをアピールしたい人はこちらの記事をチェック「DJになるには何をすればいい? DJのチャンスをつかむ方法」
Q. DJミックスを録音するにはどうすればいいですか?
A. PCDJソフトなら簡単に録音できる!
自分だけのオリジナルDJミックスを作ってみんなに聴いてもらいたいですよね!また、録音して自分で聴いてみると気づかなかったミスも分かるのでオススメ!
rekordboxやSerato DJ など、PCDJソフトを使っているなら簡単に録音できます
>>rekordboxで録音するやり方はこちらの記事を!
「rekordboxでDJミックスをPCに録音するやり方」
Serato DJ の記事は準備中です。
Q. プレイリストやクレイツはどのように分けて作ればいいですか?
A. ジャンル>年代>BPMで分けよう!
例えばHipHop、EDM、House、POPS・・というようにジャンルごとにまとめるのがもっとも一般的だし、最初のうちはこれがベスト。
ジャンルごとでは一つのプレイリストに入る曲数が多すぎてしまう、という場合は、そのなかでさらに細かく、90’s HipHop、2000-2010 HipHop、NEW HipHop・・というように年代で分けてもいい。
またジャンルの中で、さらにBPMごと(bpm 80〜100、bpm 100〜120…)にプレイリストを分けるやり方もあるよ!
実際に自分がどうプレイリストを作っているかは、細かすぎてなかなか説明できないけど‥。笑
Q. DJって食べていけるんですか?年収はどれくらい?
A. DJのスタイルや仕事のオファー数によって収入は全然ちがいます
これはよく話題になりますが、DJのキャリアやスタイルなどによって収入は全く異なります。一つの現場の報酬を例にとってみても、数千円のDJもいれば、数十万円もしくはそれ以上のDJとかなり幅広いです。年収で言えば、飽くまで推測ですが・・現状日本に1億円プレイヤーはいないかな、という気はします。
プロのDJでありながら副業をしてる人もいれば、自分は20年以上DJの仕事(もしくはプロデューサー業)のみで生活をしています。 DJには、例えば医師や調理師のように、プロになるのに「資格」がありません。だからこそ、その人のライフスタイルによってDJと自由に関わることができるのが良いところとも言えます。
プロのDJ方は、この仕事はとてもやりがいがあって楽しいと感じている人がほとんどだと思います。しかし、厳しいようですが、「毎月ゼッタイにこれだけ収入は欲しい!」「安定した仕事が良い!」という公務員的な思考の方は、あまりプロのDJには向いていません。‥というより、音楽やエンタメ系の仕事全般に向いていないかも知れないですね。笑
Q. でも、海外のトップDJの年収って〇〇億円なんですよね?
A. あれはほとんど「釣り」です。笑
たまに「カルヴィン・ハリスの年収が数十億円!DJは儲かるからDJを目指そう!」というネットの記事なんかを見かけます。しかし、カルヴィン・ハリスはDJというよりは「世界トップクラスの音楽プロデューサー / アーティスト」にカテゴライズされるべき存在。
確かに大型フェスやラスベカスのクラブ出演のギャランティーは一回で数千万円クラスですが、それは音楽業界でアーティストとして成功しているからです。だから「DJの年収は〇〇億!」とタイトルで書いているほとんどの記事は、注目を集めるための「釣り」なんですよ。笑 (もしかして、それで生徒を集めようとするDJスクールなんてあったりして・・汗)
カルヴィン・ハリスに関して言えば、一人でDJとプロデューサーのみならず、ヴォーカルやエンジニアソング、ライティングまでこなす素晴らしい才能とセンスの持ち主。ですが、正直言ってDJプレイのスキルや経験数に限って言えば、日本にも彼より上のDJは数多くいます。 でもそれは、「ビジネス上でDJとしての立場も役割も違う」ということなんです。
しかし、「クラブDJの収入」を考えても、日本と海外ではかなり差があるのは事実。それは、日本より海外の方がクラブの店舗数や集客、お酒の売り上げなど、すべてにおいて格段に規模が大きいからですし、使われるお金の額も大きいからなんです。
クラブを専門にするDJの中にも、数千万円〜億単位のプレイヤーは確実に存在しますよ!もちろん日本もこれから、DJの地位や収入が向上していく可能性も大いにあると思います!
Q. ジャンルってどうやって分かれているんですか?
A. 音楽のジャンルは「リズム」で分かる!
音楽のジャンル分けは、そのジャンルの歴史を辿っていくと「リズム」と深く関係していることが分かります。 例えば「HipHop」は「Funk」と、「House」や「R&B」は70年代の「Disco」と関係しています。
>>ジャンル分けについてもっと知りたい人はこの動画を「DJに役立つ知識 ジャンルを見分ける方法 - リズム PT.1 」
また、ジャンル分けには明確な境い目やルールがある訳では無いので、「HouseとTechnoは別々にフォルダ分けしないと!」というように、こだわり過ぎなくても良いと思います!
あとは、「Electro House」「Minimal」など、ダンス・ミュージックの細かいジャンル分けを知りたい人は、海外のクラブ系音楽の配信ストアBeatportの各ジャンルのチャートを聴いてみるとサウンドのイメージが湧くと思いますよ!