DJM-900NXS2は2021年もなお、世界クラブ標準ミキサー!
音質、機能性、操作性などあらゆる要素で総合的にトップクラス!
今回はPioneer DJのミキサー、DJM-900NXS2を紹介します!
このミキサー、発売は2016年ということで4年前の機種なんですが、なぜ紹介するかというと・・
タイトルの通り、このミキサーが世界のクラブで最も使われている、と言えるミキサーだからです!
その理由は、2020年においても音質、機能性、操作性、信頼感とあらゆる機材の中でもトップクラスを誇るからなのです。
また、Pioneer DJから後継モデルが発売されるまでは、このDJM-900NXS2に取って代わるミキサーも無いと思われます。
わたくしDJ KOMORIも2020年現在、自宅スタジオではこのミキサーを使用しています!
さて、主な特徴を見てみましょう!
次世代クラブサウンドを実現する高音質設計
ミキサー内部のミキシング処理は96khz、64bit!めちゃくちゃ高解像で処理されています。
またサウンドカードのデジタル入出力では、96kHz 24bitに対応。
ピンと来ない方に言っておくと、CDの音質が44.1kHz 16bitなので、それより全然上のいわゆるハイレゾ音質なんです。
サウンドの印象として、前モデルのDJM-900 Nexusに比べると、より出音がマキシマイズされて現代的なサウンドになります。
デジタル音源に古いアナログの音源を混ぜても今っぽいサウンドに近づけてくれる、というイメージを僕は持っています!
パラメーターの付いたSOUND COLOR FX
チャンネルごとにフィルターノブでエフェクトをかけられるSOUND COLOR FXが6種類、さらにエフェクトの効果を細かく調整できるPARAMETERノブが付属!
これが実際にかなり使える機能で、例えばフィルターのレゾナンス(効き具合)を調整したりNOISEの音量を変えたりできます。
このパラメーターがあることで、フレキシブルにエフェクトが使えるようになっています!
エフェクトをかける周波数を選べる、FX FREQUENCY
これもめっちゃ使える機能!BEAT FXをどの周波数にかけるか、つまりLOW、MIX、HIGHの好きな帯域にだけエフェクトをかけることができます!
一番よく使う組み合わせが、LOWをオフにしてECHOをかけるエフェクト,つまりLOW CUT ECHO。
こうすることで、低音の強いクラブでもかなりキレイにECHOがかかるんですね!
なお発売当時はハードとしてこのエフェクトは珍しかったのだけど、今ではrekordboxのソフトにこの機能が搭載されていますね♪
高品位USBサウンドカードを搭載
このミキサーには、超高品質なオーディオ・インターフェースが付属しています。
つまりこれ、ライブ配信やDTMなんかにも使えちゃうんです!
事実おれは、Twitchでライブ配信するときにこのミキサーとiMacをUSB接続しています。
そしてOBS側(配信用ソフト)でこのDJM-900を選択することで、めちゃくちゃ良い音質のままライブ配信をしております。
また、DTMの録音・出力をする「PC用のオーディオ・インターフェース」として使用することも可能ですね!
2台つなげる、DUAL USB PORT
これも現場で使用するとなると、なかなか高ポイントなんです!
例えばrekordboxやTraktorなどでUSBをミキサーに直刺しするDJが二人いると、旧モデルでは間にCDJの曲を挟む必要がありました。
しかしこのDJM-900NXS2ではUSBポートが2つ付いているので、USBのPCDJ同士でもそのまま交代することが可能です!
機能がすごく豊富!なのに、無駄が非常に少ない!
まだまだ紹介しきれないほど機能が満載なのですが、もう一つのポイントとして「こんな機能いらなくない?!」みたいな物が非常に少ないんです。笑
実はこれ、DJ機材には大事なことで、余分な機能が増えるということは当然価格も上がりますよね!?
しかしこのDJM-900NXS2はDJミキサーとして非常に洗練されていると言えます。
つまりはこのミキサーの「27万円という価格も妥当」である、ということなんですね!
まとめ - 本気でプロ使用の環境でやりたい人はチェック!
ということで、DJM-900NXS2を紹介してきました!
一つ注意点としては、Pioneer DJの製品はApple製品などと同じように
時間が経っても定価が下がらないので、購入のタイミングは慎重に検討しても良さそうですね!