こんにちは!オンラインDJスクール MIXFUN!のDJ KOMORIです。
DJプレイで使ってみたいと思う機能が「サンプラー」ですよね!
サンプラーを使えば、色んなサウンドを自由に鳴らせて、DJプレイを自分らしく演出することができます!
特にマイクを使わないDJにとっては、とても重宝すると思います。
このサンプラー機能、rekordboxやSerato DJ ProといったメジャーなDJソフトには基本機能として備わっています!
もちろんサンプラー専用の機材をDJミキサーに接続してもいいですし、またiPhoneなどスマホをサンプラーにすることも可能なんです!
しかし、実際のDJプレイでは意外と使いこなせているDJが少ないのが現状。
今回はプロのDJの秘訣を教えましょう!
目次
- サンプラーとは!?DJが自由に鳴らすサウンド
- rekordboxのサンプラーの使い方
- Serato DJ Proのサンプラーの使い方
- サンプラー音源はここから!著作権フリーサイト
- 月額で膨大な量のサンプル音源が手に入る!Splice
- 厳選!サンプラーマシン Roland vs Pioneer DJ!
- DJも「オンラインスクール」で独学する時代へ
1. サンプラーとは!?DJが自由に鳴らすサウンド!
そもそもサンプラーとは何なのでしょうか・・?
本来は、トラックメイクをする際に昔のレコードなどをサンプリングする、AKAIのMPCなどの機材を指すことが多い言葉です。
ただし、DJの中で言うサンプラーとは
「DJ中に再生中の曲とは別に、サウンドを鳴らすデッキもしくは機材」と覚えてらってOKです!
2. rekordboxのサンプラーの使い方 – 簡単なやり方を動画で解説
rekordboxには、初めからサンプラー機能が搭載されています!
パフォーマンスモードで画面上部のSAMPLERをオンにすれば、サンプラーのデッキが表示されます。
そのデッキに、サンプラー用の音源をドラッグすれば準備完了!
コントローラーのパッドやPCのキーボードで鳴らすことができます。
DJコントローラーでは、PADの機能を切り替えることでサンプラーを鳴らせます。
この動画のフルバージョンとrekordboxの詳しい使い方は、オンラインレッスンの「rekordbox ビギナーコース with DDJ-400」の中でビデオ解説しています!
rekordboxの使い方とDJの基礎がわかるオンラインレッスン!
>>>『rekordbox ビギナーコース with DDJ-400』
また、サンプラーをガンガン使いこなしたい方は、「Pioneer DJ DDJ-XP2」などの専用パッドを購入するのもオススメです!
このパッドは、サンプラーだけでなく、HOT CUEやPAD FXなどを自分でカスタマイズしてアサインすることもできるので、かなりオリジナルなDJプレイが可能です!
他のDJと差が付くクリエイティブなプレイをしたい!というDJにはオススメなパッドです。
3. Serato DJ Proのサンプラーの使い方 – Liteには無い機能!
Serato DJ Proにも、サンプラー機能が搭載されています(Serato DJ Liteには未搭載)。
使い方はこちらもカンタンで、サンプラーのデッキに鳴らしたい音源をドラッグ & ドロップで追加するだけです!
DDJ-SB3やDDJ-1000 SRTといったSerato DJ用のDJコントローラーはもちろん、Serato DJに対応しているDJミキサーに付属したパッドでもサンプラーを操作可能。
あまりカッコよくは無いけれど、PCのキーボードを叩くことでサンプラーを鳴らすことも可能です!
現場で見かけても、あまりかっこよくないですけどね・・。笑
また、rekordboxのチャプターでも紹介している「Pioneer DJ DDJ-XP2」はrekordboxとSerato DJどちらのDJソフトでも使えます!
この写真のDJセットのように、PC用DJコントローラーやターンテーブル、CDJに加えて、サンプラーをガンガン鳴らすためのコントロールパッドをセッティングするのも良いでしょう!
実際に海外のDJでもこの様なDJ機材のセッティングを見かけます。
サンプラーなどを使いこなしたいDJには、今一番オススメのパッド・コントローラーです。
4. サンプラー音源はここから!著作権フリーサイト
テレビなどで使われるような効果音を探している人には、この 効果音ラボは隠れた神サイトです。笑
例えばYoutuberがよく使っている
「ぽよーん」「ピューン!」「ドカーーン」みたいな効果音は、このサイトで全て揃えることができます!
アニメの効果音や、波や風といった環境の音、猫や鳥の声と言った動物の音、ボタンを押すなどの機械音など、種類もとても豊富。
しかも全て無料、登録の必要もナシ!という素晴らしいシステムになっています。
もちろん利用に関してルールが無いわけでは無いので、サイトの利用規約を読んでから使用してくださいね♪
また、こちらは著作権フリーではありませんが、iTunesやAmazon Musicの音源販売ストアで「DJ sound effect」と検索すると海外のサンプラー用 音源を購入することもできますよ!
5. 月額で膨大なサンプル音源が手に入る超有名サイト!Splice
Spliceは海外プロデューサーの間では知らない人はいない、トラックメイク用の音源を扱う超有名なサイト。
月額10ドル前後からのプランがあり、毎月100個の音源を自分のトラックメイクの音源として自由に使うことができます!
また100個から使わなかった分がどんどんストックされていくので、使い切る必要もありません。
(プラン内容は今後も更新される可能性があります)
最初は無料のお試しプランもあるようなので、一度試してみてはいかがでしょうか?
Splice.com
6. 厳選!サンプラーマシン Roland vs Pioneer DJ
さて、次にサンプラー専用の機材・ハードウェアを2台紹介します!
PCDJソフトの機能では物足りないというDJや、CDJやヴァイナルのDJセットにサンプラー機能を加えたい、という人にはピッタリのチョイスです!
Roland SP-404SX – サンプラーの超定番マシン!
以前からDJが現場で使用する定番のサンプラーマシンとしてよく見かけるのが、このRolandのサンプラーSP-404 SX。
以前からHipHop系のDJが使っているのを見かけることもあり、サイズ的にもコンパクトだしDJブースに置きやすいサイズですね!
現場でPCDJソフトを使っていないDJ、もしくはMPCのパッドを叩くようなパフォーマンスしたいDJにオススメなサンプラーです!
唯一気になるのは、発売が10年ほど前と少し古い機種であることでしょうか(それだけロングセラーという意味でもあります)。
しかし音質もよく、サンプラーとしての機能的も実しているので全く問題ないと思います!
Roland SP-404MKII 人気の要素を凝縮した最新機種!
高い人気を誇るRolandのサンプラーSPシリーズにおいて、2023年現在の最新の機種がこちら!
強弱を付けて演奏できるベロシティ対応のパッドや、ツマミ類も改善されてよりパフォーマンス性や操作性を改善。
さらに16GBのストレージを内蔵していたり、起動や読み込みの高速化などストレス・フリーな使いやすさが実現されています。
またサイズが小さくポータビリティに優れいるので、クラブやライブ会場への持ち運びはもちろん、カフェや公園など使う場所を選ばないのも嬉しいポイントですね!
(屋外でのビートメイクは気分が変わるのでマジでオススメです 笑)
Pioneer DJ DJS-1000 – ライブ演奏も可能な次世代サンプラー!
こちらはPioneer DJのかなり本格的な機能を備えたDJサンプラー。
CDJやDJミキサーとリズムを同期させて、シーケンスをコントロールすることなども可能。
単発ワンショットで音をならすというより、「ライブ演奏」に近いイメージで使いこなすことができます!
以前の「海外DJが使用する機材」を特集した記事で、デビッド・ゲッタが使用しているのでぜひチェックしてみてください!
デヴィッド・ゲッタの最新機材を使ってDJパフォーマンスをチェック!
海外のトップDJはどんな機材を使っている!?海外DJの使用機材リストまとめ2020
7. DJスキルも「オンラインスクール」で独学する時代へ
DJを始めたからには、「上達したい!」「クラブやフェスでDJプレイしたい!」という思いを持つ人がほとんどだと思います。
しかしスポーツやピアノ、ギター等の楽器とはちがって、DJは練習方法が確立されていません。
そのため、DJの基礎を知らないまま自己流で練習している人がほとんどです。
DJを上達しようと思うと、以前はDJスクールに実際に通うのが一般的でした。
しかし・・入会金を含めると10万円〜20万円のレッスン料がほとんど。
また、講師となるDJも副業でDJをやっている様な方が多いといいます。
この日本初の本格オンラインDJスクール 「MIXFUN!」では、動画を中心に初心者でもDJを学べるプログラムを開発しました。
また、講師を務めるのは23年間プロのDJ / プロデューサーとして活動するDJ KOMORIです。
自宅でプロから学べるDJのコンテンツが用意されているのでぜひ無料体験してみてくださいね!
まとめ – サンプラーは他のDJと差をつけやすいポイント!
現場で特に使いやすいのは「プチャヘンザップ!」「1・2・3・Let’s Go!」
のような音源を入れておくと、盛り上げるのにとても効果的に使えます。
特にマイクを使ってパフォーマンスしないDJにとっては、とても重宝すると思いますよ!
もちろんDJ用の音源を使うことが多いですし、例えばYoutubeから芸能人の声を抜いてきてサンプラーに入れる・・なんていうことも可能です。(※ネット上にUPしたりしないよう、権利関係には特に注意して使いましょう!)
DJのアイデアは自由!なので、ぜひ自分なりの音源を鳴らしてフロアの注目を集めてみてください!