Serato DJはシェア 世界No.1のPC用DJソフト
こんにちは!オンラインDJスクールMIXFUN!のDJ KOMORIです!
このページでは、定番のDJソフト「Serato DJ」について詳しく解説していきます!
PCで使用するDJソフトウェアとしては現在世界でNo.1のシェア、つまり一番使われているDJソフトと言われています!
その大きな理由として、SERATO DJの前バージョンであるScratch LiveというソフトがPCDJ人気の火付け役となったからです!
さて、Serato DJの色んなポイントについて見ていきましょう!
目次
- 世界のHipHop DJに支持されているSerato DJ
- Serato DJは色んなコントローラーで使える!
- ビギナーには無料で使えるSerato DJ Liteも
- Serato DJ、ProとLiteのちがいはこんなところ
- 3万円のDJコントローラーで使うことが出来る!
- Serato DJの特徴:シンプルな画面でみやすい!
- 有料でエフェクトを追加できる!
- ちょっと気になる?Serato DJの安定性
Serato DJの「使い方」を知りたい人はこちらの記事を!
>>「Serato DJの使い方がわかる!初心者も使える解説ページ
1. 世界のHipHop DJに支持されている Serato DJ
世界でシェアNo.1ということもあり、Serato DJを現場で使用するDJは世界中で活躍しています。
A-Trakをはじめ、Jazzy Jeff, DJ PremierやJust BlazeといったHipHop界のレジェンドDJもSerato DJ。
またHipHop以外にもFatboy SlimやDaDa LifeなどもSerato DJユーザーです!
Serato DJ 日本代理店ホームページ
https://dirigent.jp/product/serato/serato-dj-pro/
Serato DJを使用するDJ / アーティストはこちら
https://serato.com/artists
Serato DJ Proのライセンスは、下のAmazonや楽天市場のリンクからも購入できます!
2. Serato DJは色んなDJコントローラーで使える
以前はRaneというメーカーだけでしたが、最近はPioneer DJをはじめ様々なDJコントローラー、ミキサーやプレイヤーに対応しています
中でもPioneer DJから発売されたDDJ-1000 SRTはかなり話題となりましたね!
またDVSといって、CDJやターンテーブルからの信号を利用してSerato DJをコントロールする形でDJプレイも可能。
むしろクラブなどの現場では、このDVSでSerato DJを使用するのが一般的ですね!
DVSを利用するにはDVS Expansion Packを購入する必要があるので要チェック。
Serato DVSパックについて
Serato DJのコントローラーの一覧はこのSerato オフィシャルページで見れます
https://serato.com/dj/hardware
3. ビギナーには無料で使えるSerato DJ Liteも!Proとのちがいは?
Serato DJ Proのソフト自体は有償ですが、無料でダウンロードできてすぐに使えるSerato DJ Liteが用意されています! https://serato.com/dj/lite
のちほど紹介するPioneer DJのDDJ-SB3や、Roland DJ-202などのコントローラーは購入した時点ではこのSerato DJ Liteが付属。
ただしこのSerato DJ LiteはもちろんProとはちがい、機能が制限されています。
そこでライセンスを購入することで、Liteしか付属していない機材でもSerato DJ Proが使えるようになります!
4. Serato DJ、有料のProと無料のLite 機能のちがいは?
・Liteにはプラクティスモードがある
Liteには初心者にはうれしい、練習用のモードが存在します。
・ディスプレイモード
Proは4つのディスプレイモード、つまり波形などの表示方法を変更できますが、Liteは一つのみです
・CUEポイントの数
Proは最大で8個CUEポイントを作れますが、Liteは4つまでです
・プレイリスト
Proはすきなだけ自分のプレイリストを作れますが、Liteはプレイリストを作成できません。
・エフェクトモードのちがい
Proはエフェクトを追加したり複数のエフェクトを同時に使用することもできますが、Liteにはかなり制限があります
・その他の多彩な機能
他にもProにはレコーディング機能や、楽曲のKEYを分析する機能、BEAT JUMPなどのプレイ機能などがあり、これらはLiteには含まれません。
ということで、DJをはじめたばかりの初心者にとってはLiteでも充分な機能がありそうですが、DJとしてステップアップしたい場合はやはりProにアップグレードしたほうが良さそうですね!
ちなみにクラブなどでの現場では全員がSerato DJ Proを使用しており、Serato DJ Liteのまま使用しているDJは見たことがありません。
Serato DJ Proにアップデートしたい人は別途購入する必要があります。2020年10月現在、16,500円で販売されています!
Serato DJ Proのライセンスは、下のAmazonや楽天市場のリンクからも購入できます!
5. なんと3万円のDJコントローラーで使うことができる!
以前はターンテーブルやCDJなど、DJセットをフルセットを揃えるには10〜20万円ほどの予算が必要でした・・。
しかし!現在Pioneer DJから発売されているSerato DJ用コントローラーは3万円から。
こちらのDDJ-SB3はビギナー向けでありながら、DJ機材の世界シェアNo.1の日本メーカーなのでそのクオリティーは保証済み。
※このコントローラーに付属しているDJソフトは「Serato DJ Lite」です。
6. Serato DJの特徴:画面がシンプルで見やすくて操作しやすい
このSerato DJの画面をパッと見て、なんか他のソフトより使いやすそうだなと思いませんか?笑
僕も実際に、Traktorやrekordboxを使用する前に数年間、Serato DJを現場で使っていました。
直感的なインターフェイスのおかげで、現場で思いついたクリエイティブなアイデアを実行しやすかったですね!
実はこの「シンプルさ・見やすさ」というのは、DJソフトにとって現場で混乱しないための大切な要素です。
(他のPCDJソフトとの比較は→ 「PCDJ初心者も安心!2019年 人気3大DJソフトの選び方」)
Serato DJの「使い方」を知りたい人はこちらの記事を!
>>「Serato DJの使い方がわかる!初心者も使える解説ページ
7. 有料でSerato DJのエフェクトを追加インストールできる
さらにSerato DJは、本国のSerato DJのサイトにて、エフェクトを追加購入してインストールすることができます!(2020年2月現在 29ドル)
このエフェクトは、iZotopeという有名なミュージック・ソフトウエアメーカーが開発しているので信頼度もバッチリですね!
人とは一味ちがったDJプレイやトリックをしたい人は、要チェック
8. ちょっと気になる?Serato DJのソフトの安定性
ここで一つ、気になるポイントを。
Serato DJを使用するには、必ずノートPCが必要になります。
現場でノートパソコン、インターフェイス、CDJなどのプレイヤーもしくはコントローラーなど、複数のデジタル機器の持ち込みが必要。
つまりその分、「機材トラブルのリスクが増える」とも言えます。
またSerato DJソフト自体の安定性も疑問視されており、「現場で複数のDJがSerato DJを使っていると、交代する時に一度は何らかのトラブルがある」とも言われています。
なぜ?大型フェスであまりPCDJを見かけない理由
大きな海外フェスでSerato DJを使用するDJが少ないのも、そのような事情が関係しています。
そもそも「大きなフェスのDJプレイで、トラブルが起こるもしれないPCを使用すること自体にリスクが有る」という風潮があるんですね。
また、ソフトの不安定さが指摘されていても、ニュージーランドのSerato本社自体がアップデートに熱心ではないのも気になるところ。
今後将来的にSerato DJの安定性や機能性が、ものすごく改善される可能性は低いかな‥というのが個人的な予想です。
Serato DJの「使い方」を知りたい人はこちらの記事を!
>>「Serato DJの使い方がわかる!初心者も使える解説ページ
Serato DJ Proのライセンスは、下のAmazonや楽天市場のリンクからも購入できます!