こんにちは!オンラインDJスクール MIXFUN!のDJ KOMORIです。
Pioneer DJのDJソフトrekordbox、使っている人も多いと思います。
rekordboxはver.6から「無料」 or 「有料サブスクリプションプラン」に分かれたり、購入した機材にライセンスが付いていたりと少し複雑になりました。
そこで!今回は、rekordboxのライセンスやプラン契約について、わかりやすく整理したいと思います!
ポイントをまとめるとこんな感じです。
「rekordboxの簡単な機能はインストールすれば誰でも使える」
「対応するDJ機材を買えば、基本的なパフォーマンス機能は無料で使える」
「有料プランには3種類あり、30日間の無料体験が可能!」
さて、詳しく見ていきましょう!
(※今回は現行のバージョンである「rekordbox ver. 6」 についてお話します。また2022年2月16日現在のお話です)
rekordboxには「無料プラン」と「3つの有料プラン」がある
Pioneer DJ公式ページ:rekordbox – プラン
rekordboxには無料の「Freeプラン」と、サブスクリプションで契約する3つの有料プランがあります!
・無料プランの主な特徴
rekordboxのライブラリで音楽を管理でき、またHardware Unlockの機材(以下で説明)を持っているとCore Plan相当の機能を無料で使えます。
つまりDDJ-400やDDJ-1000など、対応する機材を購入した初心者の方は慌てて有料プランを契約する必要は無さそうですね!
・Coreプラン – DJパフォーマンスの基本機能
基本的なDJパフォーマンスができるプラン。Export & Performanceモード両方の基本機能の他に、DJMのエフェクト機能や、DVS機能(CDJからPC上のrekordboxを操作する機能)も使えます。
これからDJデビューを目指すDJ初心者や、シンプルなプレイスタイルのDJさんはこれらの機能があればまずは問題ないでしょう!
・Creativeプラン – ライブラリをクラウドで管理!
複数のデバイスからCloudを使ったライブラリ管理ができるなど、今までには出来なかったより快適なDJライフを楽しめます。
クラウド機能を使えば、例えばDJプレイ前にスマホでプレイリストを準備することができます。
他にも曲の盛り上がりを強調できるRMXエフェクト、またリリック機能という歌詞を楽曲と同期してグラフィックで表示される機能も使用することができます!
・Professionalプラン – 全機能が入った正にプロ仕様!
容量無制限(!)のクラウドストレージが付属。ライブラリの音源を自動でクラウドにアップロードしたり、バックアップを取れる機能もあったり、その他にも夢のような環境が手に入ります!
容量無制限のクラウドが使えるので、シンプルに自分の音源を全部アップロードしておくことも可能ですね。笑
正にプロのDJ or プロを目指す人のための超充実した有料プランなので、一度アップグレードして一通り機能を試してみるのも良いかもしれません!
さてここで少し、rekordboxの基本について少し解説しておきます!
rekordboxを使うときは2つの基本モードがある
DJソフトrekordboxには主に「EXPORTモード」「PERFORMANCEモード」の2つのモードがあります。
誰でも使える!DJ準備のためのEXPORTモード
EXPORTモードは、曲を読み込んだりCUEポイントを設定する「DJの準備」をするための、モード
こちらのモードは、rekordboxをインストールすれば誰でも使えるようになっています。
例えば「来週、CDJを使ってDJしたい!でもDJ機材を持っていない・・」という人も、このrekordboxのEXPORTモードで「DJの仕込み」をしておけばOK!というわけですね。
(もちろん、DJ機材を持っていた方がバッチリ練習できます)
DJプレイを始める!PERFORMANCEモード
PERFORMANCEモードはDJコントローラーを接続して、DJデッキを操作してDJプレイするモード。
つまり曲をつないだりエフェクトをかけたりと、DJプレイする際に使うメインのモードはこちらになります。
最近Pioneer DJから発売された主要なDJ機材(以下にリストあり)を購入した人は「Hardware Unlock」と呼ばれるライセンスキーの様な物が付属しています!
※詳しくはこちら
では、このPERFORMANCEモードなど「rekordboxの各機能をどういう条件なら使えるか」を次の項目で見ていきましょう!
対応DJ機材を持っていればrekordboxのメイン機能が「無料」で使える!
rekordboxのDJ機材の多くには「Hardware Unlock(ハードウェア・アンロック)」と言って、特定のハードウェアを接続することで、サブスクリプションプランに契約していなくてもPERFORMANCEモードの機能が利用できるようになります!
以下の機種がver. 6 Hardware Unlock対象機器です。
「DDJシリーズ」やミキサーの「DJM」を中心に、この数年で発売されたrekordbox関連のDJ機器は大体カバーされていますね!
Hardware Unlock対象機器
以下の機種がver. 6 Hardware Unlock対象機器です。
* CDJ-3000
* DJM-V10/V10-LF
* DJM-S11/S7
* DJM-750MK2/450/250MK2
* DDJ-1000/800/400/200
* DDJ-FLX6
* DDJ-RZX/RZ/RX/RR/RB/WeGO4
* DDJ-XP1/XP2
* XDJ-XZ/RX3/RX2/RX/RR
* INTERFACE 2
* RB-DMX1
- DVS
- DJM-V10/V10-LF
- DJM-S11/S7
- DJM-750MK2/450/250MK2
- DDJ-RZX/RZ
- DDJ-XP1/XP2
- INTERFACE 2
- Video
- DDJ-RZX
- サンプラーシーケンスの保存
- DDJ-RZX/RZ/RX/RR
- DJM EFFECTS(PING PONG、HELIX、VINYL BRAKE)
- XDJ-RX3
- ※1 エクスターナルミキサーモードには対応していません。
(2021年11月時点)
rekordboxの有料プランには30日間の無料体験がある!
また、ver.6の「Coreプラン」「Creativeプラン」は、サブスクリプションは「30日間の無料体験」があります。
機能を使いこなせるか分からない・・という人も、まずはそちらで試してみるのも良いでしょう!
ちなみに現在、rekordboxには買い切りのライセンスやDJソフトはありません。
※無料期間後、自動で有料プランへ切り替わります。(Professionalプランは無料体験ナシ)
30日間無料体験について – 期間終了後は有料プランに移行!
CoreプランとCreativeプランについては、「30日間無料体験」することができます。
(各プランいずれか1回まで。)
サブスクリプションのキャンセルはいつでも可能です。
30日間無料体験期間中にキャンセルした場合は、期間が終了するまでは利用可能です。
無料体験期間が終了すると、キャンセルをしない限り契約期間ごとに費用が発生します。
30日間無料体験終了後にキャンセルした場合、費用を支払った期間はプランをご利用いただけます。
有料プランのキャンセル等について
サブスクリプションはいつでもキャンセル可能ですが、サブスクリプション開始から14日以上経過した後にキャンセルした場合は返金されません。
キャンセル後も、支払い済みの期間が終了するまでは利用できます。
返金を希望の場合、開始から14日以内に別サイト(https://www.mycommerce.com/shopper-support/)を通じて申し込み。
キャンセル(解約)方法について
キャンセルしたい場合は、こちらからおこなってください。
cancel | rekordbox – CLOUD-CONNECTED PROFESSIONAL DJ PLATFORM
返金手続きは下記サイトでの申し込みが必要ですのでご注意ください。
まとめ – まずは無料体験で試してみては?!
いかがだったでしょうか?
rekordboxの仕組みは少しだけ複雑ですが、ポイントをまとめるとこんな感じです。
「CDJの”仕込み”をするためのEXPORTモードは誰でも使える」
「対応するDJ機材を買えば、rekordboxの基本的な機能は無料で使える」
「有料プランには3種類あり、30日間の無料体験が可能!」
ということで、一緒にrekordboxと快適なDJライフを楽しみましょう!