プロのDJになるには?大切な5つのこと 第2回 テクニック編

プロのDJになるには何が必要なのか? 大切な5つの要素 第2回目「DJテクニック」

DJとしてステップアップするために大切な5つのこと 第1回では5つの要素

  • 基礎となるDJテクニック
  • 現場でのDJプレイ
  • プロデュースワーク(楽曲制作)
  • 音楽セレクト / DJミックス制作
  • セルフブランディング / セルフプロモーション

について全体のお話をしました。
今回はこの中から1つ目の「DJテクニック」にフォーカスしてお話しましょう!

3つの要!ロングミックス、カットイン、音の調整

ビギナーを卒業してステップアップするために必要なDJテクニックとは何でしょうか?
ポイントを次の3つにまとめました。

BPMを合わせたスムーズなロングミックス
BPMの異なる曲のカットイン
安定した音の調整

もちろん「選曲」はとても大切な要素ですが、、
今回はあえて「現場で必要なDJのテクニック」に注目して上の3つを挙げました。
さて、一つずつ見ていきましょう!

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BPMを合わせたロングミックスのDJテクニック

踊っているお客さんのためにリズムを途切れさせない

BPM(曲のテンポ)を合わせてDJがミックスをする、このテクニックが必要なことはほとんどの人が知っているでしょう。
BPMを合わせたロングミックスはDJの基礎中の基礎ですよね。
ではなぜBPMを合わせてミックスする必要があるのでしょうか?
それは、クラブにいるお客さんは、DJがプレイする曲のリズムに合わせて踊り続けているからです。
気持ちよく踊っているところに、曲のテンポやリズムを変えてしまうと、お客さんがあからさまに引いてしまったりします。

DJがいう「GROOVEのあるプレイ」って一体なに?

ここで一歩、踏み込んだ話をしましょう。
DJ同士でよく「あのDJのプレイは”Groove”がある」という表現をしますが、この「Groove」とは一体何なんでしょうか?
まず音楽を構成する要素として、「テンポ(=曲の速さ、BPM)」「リズム」「KEY(日本語でいう”調”)」「コード進行」「メロディー」などがありますよね。 これらの音楽の要素の中で「共通項の多い曲同士をつなぐこと」と言えるのではないでしょうか。
言い方を変えると「共通するハッシュタグの多い曲同士を並べる」とでも言えると思います。
ということで「GrooveがあるDJプレイ」をするには、ミキシングの技術だけではなく、音楽そのものをよく理解している必要があると思います!

BPMの異なる曲をカットインするDJテクニック

実は苦手なDJも多い?カットインのつなぎ

BPMの異なる曲をつなぐために、曲の切れ目やサビの終わりでカットインします。
また、どの曲にも必ずキレイにつなげるポイントがあるわけではないので、ECHOを使ってカットインをするというスキルがかなり重宝されます。
実はHOUSEやTechnoのDJで「BPMのちがう曲同士をどうやって繋いだらいいか分からない」「HipHopやR&Bをミックスできない」というDJが思いのほか多くいます。
いま現在の世界の音楽チャートを見てみましょう(ビルボード総合チャート 2019年11月付け)

ヒット曲のリズムやBPMはバラバラ!カットインは必須

現代の世界ヒットチャートの上位曲ほとんどは、HipHop〜R&B〜POPSにカテゴライズされる曲です。
これらの曲をBPMで見ると70〜140まで実に様々なテンポの曲があります。
「4つ打ちの曲しかMIXできない」「BPMが同じ曲しかつなげない」となるということは「世界のヒット曲のほとんどをPLAYできない」ということを意味することになるでしょう。

4つ打ちしかプレイしないDJなら良いけれど‥

もちろんHOUSEやTechnoなどに特化したイベントなら、ずっと同じBPMでも問題無いかも知れません。
趣味でDJを楽しみたいなら「わたしは一生4つ打ちしかかけない!」「同じBPMをミックスするのが楽しい!」というのも当然ありでしょう。
‥しかし色んな人を楽しませたいDJを目指すなら、そうは言ってられないのが現実です。
逆に言うと、カットインが上手くなると、DJプレイの幅が一気に広がりますよ!

※6:21〜, 9:08〜 Echoを使ったカットイン。
 Jazzy Jeff先生はHipHop DJながら非常にきれいにEchoを使う

安定したアウトプットのDJテクニック

地味だけど大切な音量のバランス調整

クラブやフェス会場は大音量で音楽がかかる場なので、普通の人が考えている以上に音量やバランス調整が重要になります。
よくプロのDJがものすごく細かくTRIMやEQを触っていますが、あれはパフォーマンスではなくそれだけ微調整が必要なんですよね。
みなさんも実際にDJプレイで何曲か続けて流してみると、曲ごとに音量や低音の鳴り方がぜんぜん違うのが分かると思います。
特に「新しい曲→古い曲」と繋いだ時に急に音が小さくなって寂しくなった‥という経験をした人も少なくないのでは?

DJの技術がわかる!古い曲と新しい曲のミックス

古い曲の音量が小さく聴こえるのは時代によってマスタリング(完成した曲の音圧を上げるリリース前の工程)の技術がちがうので、こればかりは仕方の無いことなんです。
これをTRIMやEQで上手いこと調整してスムーズに聴かせるのも地味ですがDJの大切な仕事!
では単純に音の小さいをTRIMで上げて大きくすれば良いかと言うとそうでもなくて
例えば「高音が強い曲の場合はEQのHIでおさえつつ、次の曲との差が目立たないようにEQやTRIMを駆使してなめらかな音のカーブを作ってあげる」というような操作を毎ミックスごとに行うわけなんです。
これがDJの基礎だけど、とてもとても奥の深いポイントなんですね!
みなさんもぜひ意識しながらトライしてください^ ^

※1:26〜 MIXをしながら細かくTRIMで音量調整

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